こんばんは。
今日は屋根の日です。
漢字の「八」が屋根の形に似ている事から決まったそうです。
全国で関係者がいろいろなイベントを行っているとの報告があがっていました。
我々兵庫県の組合は先日㋇6日に一足先にJR元町駅前で団扇配りを
してきました。
毎年の恒例行事になっていて、みなとこうべ海上花火大会の開催に
合わせています。
今年も浴衣を着て花火に向かう人の波に向かって団扇を配って活動を
PRしました。
花火が終わった後にでも何の団扇かな?って思ってもらえたら
いいかなぁって思います。
でも本当は8月は瓦業界は閑散期にあたります。
もともと土用の期間中は「土」に関係した工事は避けられていました。
私の個人的な予想ですが、昔の人は感覚的に夏の暑い時期に土を触るような
作業をすると体調不良を起こしやすい事を分かっていて、それを避ける為に
慣習として言い伝えてきたんやと思います。
その影響もあって、昔から新築もリフォームも㋇は工事業者が避ける
ようになり、一般の方もはっきりとした理由を知らないままなんとなく
㋇の工事は避けるようになったのが原因ではないかなぁって思います。
イベントをするには閑散期の方が人は集まりやすいのでちょうどいいのかな?
って思う事もありますが、何もこんな暑い中でイベントしなくても・・・
って気持ちもあります。
逆に台風シーズンに向かうという意味ではちょうどいい時期なのかも
しれません。
建築関係で謂れのある言い伝えは昔からの経験則を踏まえている事が多いので
大工の棟梁と話をすると、まだまだ知らない事ばかりなのでとても参考に
なります。
最近の天気は昔とはだいぶズレてきている事も多いですが、こういう慣習は
しっかりと伝えていきたいと思います。