こんばんは。
昨日、テレビで仏教のルーツを知るって特番をやってました。
最初に飛鳥寺の事をやってて、先日行った元興寺が出るかなぁ?ってついつい
観てしまったんですが、残念ながら元興寺は出ていませんでした。
でも飛鳥寺に展示されている1400年前の瓦の欠片や飛鳥寺の由来の時に
瓦の事にも言及してて、ちょっと嬉しかったです。
3時間スペシャルで、伝来直後からの日本でも仏教を奈良の飛鳥寺、東大寺、
興福寺を巡りながら解説(?)してて面白かったです。
よく考えたら当たり前の事やけど、瓦と仏教って切っても切れない関係
なんですよねぇ。
もともと仏教と一緒に伝来したものやしその後も長期に渡ってお寺のを雨風から
守り続けてるし。
今では一概には言えないけど、昔はお寺の宗派の特徴が鬼瓦に表れていたりも
したようです。
番組の中で出てきた豆知識の中に思わず「なるほど!!」ってなった言葉が
ありました。「ほどこし」という言葉です。
「ほどほどを超す→人に分け与える」から「ほどこし」だそうです。
諸説ある中の一つだそうですが、個人的にとても納得です。
日常的に使ってる言葉の中には仏教用語を語源とする言葉が他にもたくさん
あります。
それだけ日本人の生活に密着していたって事ですよねぇ。
今の日本文化を形成しているかなり大きな部分を占めていると思うんですが、
なんとなく最近は軽視されているような気がします。
宗教は個人の自由ってのはその通りやけど、どんな宗教にも道徳教育の側面が
絶対にあるんですが、それが軽視されてしまうと文化は廃れてしまう気が
します。
宗教にどっぷり浸かってしまうのは少し違うと思いますが、自分の家がどんな
宗教(宗派)なのかって少し興味を持ってみると自分のルーツが見えてきて
面白いですよ。