姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

余った材料で犬小屋リニューアルです。

こんばんは。

 

 

今日は去年亡くなった母方の祖父の1周忌と一昨年亡くなった祖母の3回忌の

法要でした。亡くなった月が1ヵ月違いやったのでまとめてやってしまう

事にしたようです。

昔はこういう法事って毎年のように家でやってたイメージがあるんですが、

最近は本当に少なくなってきています。

親戚一同が集まるので子供の頃はなんとなく楽しかったんですが、大人になった

今はその準備とかがどれだけ大変か分かるので楽しいなんて言えませんが。

それぞれもう1年と2年経つんやなぁ。って時間の早さを感じながら法要を

済ませました。

 

そんな今日のブログは現場で余らせた材料の再利用です。

瓦の工事って現場毎に瓦が余ります。きっちり使い切る事はほぼありません。

よく使う材料なら残った瓦はそのまま在庫としておいて、他の現場で使うんです

が、たまにしか使わないものは長くおいておくと色が変わってしまって新しい

モノに混ぜると若干の違和感が出る場合があるので、あまり使えません。

修理とか補修の材料として使う事はあるんですが少しずつ溜まっていくんです。

あまりに多くなるともったいないけど古いものから処分していくんですが、

お客さんに出すものじゃなければ問題なく使えるので、犬小屋のリニューアルに

使ってみました。

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もともとこの犬小屋はもらいものでうちに来た時点でもかなり錆びついてて、

状態はよくなかったんですが、それから10年近く補修もなしに使ってたので

かなりガタが来てたんです。

それで職人さんの手が空いた隙間の時間であれこれ補修してもらいました。

ベニヤ板や波板の鉄板やった部分を全部取り払って下地からやり直しです。

その後、屋根にはスレート瓦を葺いてもらいました。

見た目も綺麗になり居心地が良くなったのかメイ(ラブラドール12歳♀)

も小屋の中で満足そうです。

写真を撮ろうと近づいたら遊んでもらえると思ったのか、ダッシュで寄って

きました。

そろそろいい歳なんやけど、まだまだお転婆です。