姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

食中毒懸念で餅つき禁止の記事を見て感じた事。やらない事はリスク回避ではない。

 

こんばんは。


姫路の瓦屋さん表(おもて)です。
仕事で京都に行って帰ってきたら20時過ぎてました。
ダンプで行くにはちょっとしんどい距離です。

 

食中毒懸念で餅つきを禁止する自治体が増えている?

 

Yahooニュースで見かけて気になった記事です。
内容としては年に1回くらい餅つきが原因とみられる食中毒が報告されて
いるとの事で一部の自治体がイベント等での餅つきを禁じたとの事です。
素手で餅をちぎったり丸めたりする餅つきは見方によっては不衛生にも見
えるけど、不特定多数が集まってやるイベントの場合そういう所には神経
質なくらい気を付けているところがほとんどでそこまで気にする必要ある
かな?ってのが個人的な感想です。

f:id:cbr1100xx-superblackbird-01:20161129221952j:plain


何よりこれまで年に1件程度しか報告されていない事が実績になるんじゃ
ないの?って思うんですが・・・。この「1件」が「0件」ではない実績
になってしまってるんですかね??
はっきり言って食中毒ってどれだけ気を付けていても発生する時には発生
すると思います。

 

1件でも発生したらダメやから禁止するって安易すぎ。

 

何でもかんでも禁止したら発生しなくなると思ってるんでしょうかねぇ?
例えば兵庫県では高校生が免許を取るのは禁止ってなってます。
でも隠れて取る人はそれなりの数いるはず。禁止するより免許取ったら学
校に報告して、学校で交通安全教室を開く方がよっぽど建設的やと私は思
っています。
何より免許取得可能な年齢が2輪で16歳、4輪が18歳って法律で決ま
ってるんやから、法律上は何の問題もないんですよね。
餅つきも食品衛生法上は特に営業許可が不要だそうです。
って事は禁止しても隠れてやる所も出てくるやろうし、その場合は衛生管
理が徹底できるか怪しくなるんじゃないかなぁ??

 

今はイベントやらないと体験できない時代です。

 

餅つきに限らず私が子供の頃に家や親戚の所で体験出来ていた事が今では
お金や時間を使ってイベントなどに行かないと体験出来なくなっています。
禁止する事でリスクがなくなるっていう考え方よりはどうすれば禁止せず
にリスクを減らす事が出来るかって考える方がよっぽど前向きで頑張れる
と思うなぁ。