姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

自分の仕事の根っこがどこなのか再確認しています。

こんばんは。


姫路の瓦工事店の表(おもて)です。
今日はあったかかったけど花粉がめちゃくちゃ多かったです。帰
ってきてからもずっと目と鼻がぐちゃぐちゃです。
風呂入って少し落ち着きましたが。明日は雨予報なので少しは花
粉落ち着いてくれるかなぁ。

 

現場の仕事が今の私の根っこです。

 

ここ1ヵ月ほどちょっと現場がバタバタしていてちょっとずつ現
場に出る時間が増えてきています。今日も午後からみっちり現場
で作業してきました。

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普段からちょっとの修理などは私がやってしまう事も多いんです
が、現場に出て瓦触るのはやっぱり楽しいですね。時間が経つの
がとても早いです。
父親と会社の代表を変わって3年経ちますが、代表権を持つと何
かよく分からないうちに時間が過ぎてしまう事が多いんです。
もちろん、会社を運営していく上で必要な仕事をしているんです
が、自分のした仕事が明確な形になる事が少ないから余計にそう
感じるのかもしれません。

 

現場の事を考えながら経営や営業をやらないとです。

 

屋根工事業の社長さんって大きく分けて2種類に分けられると思
うんです。自分も現場の屋根で仕事しながら社長をやる人と一切
屋根には上がらずに営業や経営をしている人です。
前者は職人さんの数も少なくて営業範囲もそれほど広くない地元
で仕事をしている社長さん、後者はたくさんの職人さんを抱えて
大手ハウスメーカーの仕事もどんどんやって仕事を切らさない様
にする社長さんですね。
どっちも大変なんです。でもお互いに自分にないモノがあるのが
悔しいのか双方ともいい様に思ってないみたいなんです。
現場に出る人は営業している人の事を「現場の事も知らんと」っ
ていうし、営業している人は現場に出る人を「親方なだけで社長
じゃない」って言うんです。
どっちも凄いんやからお互いに相手のいい所を吸収しようって考
えたらええのになぁって思うんですが、私より上の世代の人はそ
んな風にはあまり考えられないみたいですね。

 

出来るかどうかはやってみないと分からないのになぁ。

 

自分が持っている仕事をこなすのが精一杯で、自分に足りない物
が分かっていてもチャレンジするのが難しいって事はあるとは思
います。でもやってみたら意外となんとかなるものやし、チャレ
ンジしてみない事には出来るか出来ないか分からないと思うんで
す。
そういう意味では私はちょうどいい時に経営者になれたなぁって
思います。現場で仕事をする時間を持てたし、営業に時間を割け
る環境に出来たので。
瓦業界全体の仕事量が減少している今が一番変化しやすい時期や
と思います。
「昔はこうやった」とか「今まではこうやった」って言うのを一
先ず置いといて「これからはコレやってみよう」って考えてみた
ら色々と先の事が見えてくるような気がします。