姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

きっと「金の卵」に違いない!!10代の新人って何年ぶりかな?

こんばんは。


姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
寒いんだか暑いんだかよく分からない天気でしたね。朝の予報で
はちょっと冷えるような予報で覚悟してたのに時間によっては眠
気を誘うようなポカポカ陽気になってて拍子抜けしました。

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10代の新人は久し振りです。

 

昨日から当社に新入社員が来ています。まだ試用期間なので正式
な入社ではないんですが、本人は仕事に対してとても前向きに考
えているので社内一同で将来が楽しみやなぁって話しています。
本当にちょっとした縁が繋がって当社に面接に来たのは2週間程
前のことでした。
現在の自分の問題を解決するのに少し時間がかかるので、それが
解決出来たら改めてもう一度面接に来ますって事でその日は帰っ
たのでドキドキしてたんですが、ちゃんと再度面接に来てくれて
採用と相成りました。
当社で10代の若者を採用するのは本当に久し振りです。それど
ころか未経験者の採用そのものすら10年以上ありません。

 

長期的な展望を考えると即戦力よりは人財育成をしたいです。

 

確かに即戦力となり得る人が入ってくれると会社としてはとても
楽です。会社独自のやり方とかがある場合にそれを教えるだけで
済むから。でも即戦力って事はそれなりの年齢でもあるわけで、
将来の事を考えると未経験の若者も大事です。
私はどちらか一方しか選べないのなら、未経験の人を採用したい
ですね。もちろん、許されるなら両方採用が一番いいんですが。
長いスパンで考えるとなると失敗した時のリスクは確かに大きい
けど、そうやってノウハウを蓄積しながら人財を育てていく事を
考えないと、これから先瓦が選ばれるようになった時に仕事が出
来る職人がいませんって事になりかねないと思うんです。

 

きっと「金の卵」です。でも甘やかさずしっかり育てていきます。

 

今の時代、10代の若者が職人の世界に飛び込んでくるってなか
なかない事ですよね。それだけについつい甘やかしそうになるん
ですが、心を鬼にしてしっかり厳しく育てて行きたいと思います。
面接で話してたら「それでもいいので仕事がしたいです」って言
うので個人的には有望株やと思っています。
若干自己評価が低いようなのでそのあたりも踏まえながら「職人」
としてだけでなく「人間」としても一人前になるお手伝いをして
いこうって思いました。
ちょっといい風が吹いてきたかな?