こんにちは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
当社は今日から3日間連休にさせて頂いております。
姫路文学館で藤沢周平展が開催されています。
午前中から嫁さんと2人して姫路城近くの姫路文学館に行ってきました。目当ては「藤沢周平展」ですが、姫路文学館自体が姫路城を裏から望む好立地に建てられているのでその景色も楽しめます。
また文学館の敷地内には「望景亭」という大正時代初期に建てられた登録文化財になっているお屋敷もあって館内で収蔵物や展示を楽しんだ後に周辺を散策するのも楽しいんです。
藤沢周平作品は数年前にキャラメルボックスが「隠し剣鬼の爪」と「盲目剣谺返し」を舞台化していて、その時に原作を読み直したきりやったんですが、本当に多作な作家さんやったのでこれから少しずつ他の作品も読んでいこうと思います。
常設展示としては和辻哲郎や柳田國男、桂米朝など播磨地域に縁のある人の作品の他、播磨灘物語を書いた司馬遼太郎の展示もありゆったりした時間を過ごせます。
あちこち出歩くのもいいけどこういう時間の過ごし方もたまにはいいですよ。
連休初日やけど人が少なくて快適でした。
連休中に行こうって決めてたけど、日にちまでは決めてなくて朝起きてから行く事を決めたんです。連休初日やしきっと混んでるやろなぁなんて話してたんですが行ってみてびっくりしました。駐車場もガラガラで中に入るまで開館してるのか心配になるくらいやったんです。入口までにツツジが植えてあってその向こうに姫路城が見えたりと立地の良さもあるのでこういう施設があるって知られたらきっと人気のスポットになると思うんですけどねぇ。
人混みにもまれなくて済んだのでラッキーでした。
作中の料理が美味しそうです。
藤沢作品で映画になった「隠し剣鬼の爪」「たそがれ清兵衛」「盲目剣谺返し(武士の一分)」もそうなんですが、時代劇に出てくる食事の風景がとても美味しそうに見えるんですよね。
池波正太郎さんの作品でもそうなんですが、料理の描写がリアルで本当に美味しいんやろうなぁって読みながら腹を減らしてます。
チャンバラだけでなく、江戸時代の日常の風景をもっと取り入れた時代劇をやればもっと時代劇は人気が出ると思うんです。
実際に当時の料理を再現したら今の料理の方が美味しいって感じるんやとは思うんですが、本当に美味しそうな描写がたくさんあるんですよねぇ。