姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

10年先の事を考えたら決断するのは今しかないんです。

こんばんは。


姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
世間は海の日で休日モードのようですが建築現場はそんな事はお構いなしに動いています。週休2日制の浸透が一番遅れているのが建築業界って話も聞いた事がありますが、実際のところはどうなんでしょうね??

 

将来への投資やって考えられるかどうかです。

先日、インターネットでいろいろ調べものをしている時に見つけて思わず時間を忘れて読み込んでしまった記事があります。私が大好きな作家の有川浩さんが出版業界の事を憂いた記事で1年以上前の記事ですが、この状況って出版業界だけに言える事じゃないと思うんです。

gendai.ismedia.jp


新刊本を買う事が投資となって新人作家さんが出版出来る。どんな仕事でも新人の時は仕事なんてまともに出来ません。でも私たちも同じように新人で仕事が出来なくても給料をもらっていた時代があって、それがあるから今があると思うんです。


厳しい時代やからこそコストをかける所を考えないとです。

 

政府の見解では経済は順調に回復してるというような事を言ってるのも聞きますが、日常生活で実感として回復してるようには思えないと私は感じています。
地域によってはそんな事はないって方もいらっしゃるかもしれませんが、新聞やネットでの記事を読む限り回復してるという意見は政府筋のものばかりのようなきがします。
だからこそ書籍などの生活必需品ではないものにかけるコストが下がってるのかもしれません。
でも個人的には縮こまってばかりでは良くなる事は絶対にないと思うんです。無駄遣いするのは論外としてもちゃんとお金を使うべき所では使う意識を持っていないとどんどん気持ちが貧しくなる。
仕事でもなんとかお金を使わずに済まそうとすると上手くいかなくて結局最初に試算してたよりも余分に必要になる事もよくあります。

 

10年後の未来を考えると今から準備しないとです。

 

10年ひと昔ってよく言われてましたが、最近は3年ひと昔くらいの感覚になっていると思います。それくらい時間が経つのが早く感じるので、「10年後にこうなりたい」って考えている事があったらそれこそ今から準備しておかないとあっという間に10年経ってしまう気がします。
今でもかなり減ってしまってるので、10年後に本屋さんがなくなってる未来にならないように。また10年後に職人さんの平均年齢が10歳上がるような事がないように。
自分に何が出来るか考えていきます。

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