姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

獲れたての旬の食材を味わえるのは産地ならではです。

こんばんは。


姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
今日がバイクの車検の期限でした。忘れてたわけではないんですがいろいろバタバタしてて世話になってるバイク屋さんに持って行けてなくて、今朝慌てて持っていきました。前回の車検からあまり乗れてないんですが、受けておかないと乗りたい時に乗れないので仕方ないですね。

 

白鷺鱧ってブランドを初めて知りました。

 

鱧って魚をご存知ですか?関西では比較的馴染みがあるんですが関東ではなかなか一般には出回らないかもしれません。何せ小骨が多くて「骨切」をしないと食べるに食べられないんです。関西でも家ではなかなか食べられなくてちょっとお高い料亭とかで食べるイメージが強いかもしれません。
夏が旬の魚で湯引きしたものを梅肉で食べたり酢味噌で食べたりするのが一般的ですね。
実は3年くらい前から姫路のJA坊勢が「白鷺鱧」っていう名前で売り出してるそうです。地元に住んでたけど全く知りませんでした。

f:id:cbr1100xx-superblackbird-01:20170730215327j:plain

怖い顔してるけど美味しいんです。

 

今日は姫路とれとれ市場で「白鷺鱧祭り」というのをやってるとの情報を聞いて行ってきました。白鷺鱧を知ってもらうためにって事で料理実演・試食のイベントが開催されていて、鱧のフライとか炙り、天ぷらが無料試食出来たんです。

鱧っていうとほとんどの人がイメージするのが骨切されて湯引きで白く丸くなった状態の切り身やと思います。比較的よく食べる関西人でも知らない人も多いかもしれません。
かなり獰猛な性質で噛みつかれたら大怪我するので料理する方もかなり気を遣うようで、料理実演の時に生きた鱧を説明しながら絞めるのにかなり暴れていました。

 

f:id:cbr1100xx-superblackbird-01:20170730215253j:plain

暑い夏にこそ鱧チリが美味しいんですよ~。

 

鱧って言うと湯引きでさっぱり食べるくらいしか料理法を知られてないって話も聞きますが、私は鍋が一番好きです。骨を炙ってから鍋に入れて出汁を取ると調味料をほとんど使わなくてもとても美味しい出汁になります。そこに玉ねぎを入れて煮込んで最後に鱧の身をサッとくぐらせると暑くてもついつい箸が進みます。
今日は鍋はいただきませんでしたが、試食の他に食堂で鱧丼も食べて鱧づくしな1日にしてきました。
旬の魚を獲れたてで食べられるのは産地の特権やけど、産地に住んでる人に知られていないのが意外で勿体ないって思った1日でした。