姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

自分で自分の価値を落としてませんか??

こんばんは。


姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
姫路は降りそうで降らない天気で1日もちましたが、明日は雨が降る予報になっています。
最近雨の予報が出てても降らない事が多いので、そろそろ天気予報が当たってほしいですね。

 

自分の事は案外自分では分からない?

 

今日は3回シリーズの「知的資産経営」経営レポート作成セミナーの2回目でした。自社の事や自分の事を客観的に見て作成していかないといけないんですが、これがなかなか難しいです。
本当は経営者1人でやるのではなくて、社員全員を巻き込んで作成していくものなんですが、さすがに平日の日中に現場を休みにするわけにもいかず1人で参加しています。
セミナーでは銀行の担当さんが補助についてくれて、社員の代わりに私の話の中からいろいろなワードを拾ってくれていますが、そこで感じたのは「案外自分の事が自分で分かってないなぁ」という事です。
こういうセミナーの他にもいろいろな場で「自分の棚卸」的な事をやるんですが、何度やっても自分の事を客観的に見れていないような気がします。

 

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過大評価も過小評価もよくないです。

 

基本的に自分のやってる事に自信満々にはなれなくて、どちらかというと「どうせ自分なんか」って思う事がこれまで多かったので思考にそういう癖がついてしまっています。
自分の事を自分で評価する機会なんてそうそうないし、評価しても自分以外の人に発表したりする事ってほとんどないので、どうしても低めに評価してしまうんですが、経営者として考えるとそういう癖はあまりいいものではないみたいです。
特に中小企業では「自分(社長)の評価=会社の評価」という事になるからです。
自分の事も客観的に見るように訓練しておかないといろいろな場面で困るという事をここ2~3年で思い知りました。

 

社員が胸を張って仕事を言えるようにしたいですね。

 

職人さんというのは仕事に関しては自信過剰と言ってもいいくらい自信満々です。それだけの技術を習得している人が多いので、当然といえば当然で、それくらいでないと安心して仕事を任せられない部分もあります。
それが職人さんの価値なんですが、仕事以外の場面で自分の価値を落としてしまっている人がとても多いように思います。
自分の腕一本で仕事をしているので、それ以外はどうでもいいって思っている人が多いという事なんですが、身形に気を遣わな過ぎてボロボロの格好をしていたりマナーが悪かったり。
いくら腕が良くてもそういう人には仕事を任せられないんですが、そういう人に限って「身形で仕事をするわけじゃない」って言うんですよね。とても勿体ないです。
ひと昔前は勉強が出来ない人が職人になるって言われてた時代もありましたが、実際には本当に頭の回転が速い人でないと職人として大成出来ないと思います。キツイし汚れるし危険な仕事が多いけど、そういう仕事をしている人がいるからモノづくりが成り立っているって自覚と自信を持ってほしいなぁって思います。