姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

使わないと劣化するものと使うと劣化するもの。

こんばんは。


姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
姫路は今日も雨でした。本当によく降りますね。そんな今日はまたまた脱出ゲームに行ってきました。ゲームそのものを面白かったんですが、今日の収穫はゲーム前に入った日本茶カフェで頂いたお茶とアフォガードのセットが美味しかった事ですね。もっと近くにあったら通うのになぁ。

 

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自動車はある程度乗らないと劣化が進みます。

 

先日、友人と出掛けるに当たって車を出してもらう事になりました。その時に友人が「しばらく乗ってないから車出すよ」って言ったのを聞いて嫁さんが「しばらく乗ってないなら車は出さない方がいいんじゃないの?」って聞き返してきました。
普段車に乗らない人からすると車を動かすと劣化するから動かさない方がいいんじゃないの?って感じるようです。
でも自動車やバイクなどの内燃機関(エンジン)を積んだものはある程度動かして中のオイルを各部に浸透させておかないとゴム製のシーリング材などの劣化が進んでオイル漏れなどを起こしてしまう事になります。農機具の寿命が短いのは1年間で使う時間が物凄く限られてしまっているのが要因なのと一緒ですね。

 

使う方が劣化が進むのが早いものもあります。

 

逆にパソコンのハードディスクなどは使えば使うほど劣化が進むのが早いので出来るだけ駆動している時間が短い方がいいみたいです。電気で動いているモーターなども同じで動けば動くほど劣化していきます。
どちらの場合でも経年による劣化は絶対にあるので、ずっと使ってるから劣化しないとか全く使ってないから劣化しないという事はないんですが、どんなメンテナンスをしたらいいのかと合わせて、どういう使い方をすれば長持ちするのかって事を意識しながら使っていかないと、ほとんど使っていないのに使えなくなったって事になりかねないので気を付けたいです。

 

家にも同じ事が言えます。

 

住宅などの建築についても全く同じ事が言えます。建物そのものは使ってる方が劣化が緩やかやけど住む上で必要になってくる電気製品は使うと劣化していきます。
一番いいのはそこに住んで毎日使い続ける事やけど、それが難しい場合でもどういう使い方をすればその建物や設備が一番長持ちするかを考えながら活用方法を考える必要があります。
見た目や設備だけを綺麗にしてもその後で使う事を考えていなければ廃墟と同じなんですよね。
これからどんどん空き家が増えていきます。いろんな活用方法を模索していかないとですね。