姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

恒例行事と思っているのはこちらだけ。新鮮な気持ちを忘れないように。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
急に冷え込んできて腰にキテます。仕事柄腰痛とは長年の友達みたいになってますが、毎年冬の始まりは普段以上に腰痛が主張をしてきます。しっかり温めて大事に至らない様にしないとです。

 

鯱つくり教室が今年も開催されました。

 

毎年、母校である姫路市立御国野小学校の5年生に対して開催している鯱つくり教室を本日開催してきました。毎年やる月が決まっているわけではないので、今年はちょっとゆっくりの開催になってしまったので体育館で朝の挨拶をするまでがめちゃくちゃ寒かったです。
去年は人数がかなり少なくて総勢80人でしたが今年は90人と少し増えていました。第一回を開催した29年前は120人やった事を思えば少子化の波がどれほどなのかよく分かります。
29年目やけど途中で何年かやってない年もあるみたいで、私が関わるようになってからで8回目です。

 

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恩師から復活の打診を受けた時は嬉しかったなぁ。

 

元々、最初は地場産業を学ぶという課外授業の一環として、私が小学5年生の時の先生が父に依頼して始まった鯱つくり教室は当社が瓦の製造を休止してからも続いていて、今では淡路島のメーカー「ノミズ瓦産業」さんに焼成をお願いしています。
私が当社に戻ってきて数年した頃に母校に校長として戻ってきた当時の恩師が鯱つくりが止まっている事を知って、再度やって欲しいと打診してきてくださったのがもう8年も前になるんですがつい昨日のような気がします。
私が戻った頃には止まっていたので自分が関わる事が出来る事になって嬉しかったのと恩師がまた頼ってくれたのが嬉しかったのとでちょっと張り切ってしまったのはいい思い出です。

 

毎年「初めて」な生徒達。

 

私たち教える側は「毎年」の事なので同じ事ばっかりやってていいのか?って気分になるんですが、生徒や担任の先生は毎年変わるので常に「初めて」なんですよね。
たまに長くいらっしゃる先生が2度目を経験されたりはするけど毎年違う先生が担当されるので当日までの打ち合わせをきちんとしておく必要があります。
生徒達にしても兄弟やたまに親御さんが経験してる事があるけど自分が経験するのは当然初めてなのでいろいろと聞いてきます。
だいたい聞かれる内容は毎年同じなんですが、それを「またか」ってつい最近まで思っていました。当人たちにとっては初めての経験で分からない事なんやって気付いてからは毎年リセットして教室に向かう事にしています。
恒例行事でも新鮮な気持ちでやると新しい発見ってあるもんですね。