姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

自分の家の空撮写真を見る事が出来る時代になりました。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
今日も冷え込みが凄かったですね。朝イチの倉庫の温度計が0度になっていました。姫路の明け方の最低気温はマイナス5度にまでなっていたようです。これから2月半ばくらいまでが一番冷える時期なので冷えからの体調不良には気を付けたいですね。

 

ドローンの試験飛行で空撮しました。

 

昨日からドローンを実際に飛ばす試験飛行で操縦訓練をしているんですが今日はそのまま空中からの写真の撮影をしてみました。所謂「空撮」ってやつですね。GoogleMapで衛星からの写真を見れるのが当たり前になってきたので、空から見た自分の家の写真を見る事もそれほど珍しい事ではなくなってきたかもしれませんが、ドローンによる空撮は撮った瞬間の写真なんですよね。だから屋根の点検にも使えます。

 

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ただし当然の事ながら弱点もいくつかあります。まず風が強い時にはドローンを飛行させる事自体が出来ません。空中は地上よりも風がきついのでそんなに風が吹いていないように思えても意外と流されていきます。次に暗くなるとダメです。障害物を目視出来ないので安全面で問題ありです。そして障害物が多い所も難しいです。電線などが入り組んでいる場所では飛ばす事が出来ません。

 

道具に善悪はなく使い方に善悪があります。

 

ドローンが実用化されるようになってから特に言われている事ですが、はっきり言って悪用しようと思えばどこまでも悪用出来ます。でもそれってどんな道具にも言える事ですよね。車でもそうですし、我々が使う梯子や荷揚げ機もそうです。使い方と使う人のモラル次第です。
それでも道具自体に悪い印象が付いてしまうとそれを使っている人も「悪い人」になってしまいます。だからドローンを使う人はその自覚を持って胸を張って堂々とドローンで仕事をしていると言えるようにしないといけません。
私たち瓦工事店はリフォームの現場ではお客さんが住まわれた状態のまま仕事をする事も多くあります。その時にお客さんが家の屋根に登って大丈夫かな?って不安になるような言動をしていたらその業者だけでなく全ての瓦工事店が同じように見られてしまいます。従業員にもいつも言ってる事なんですが、挨拶や清掃など当たり前の事をしっかりやってこそ安心して工事を任せてもらえるんです。

 

これから調査の為に飛ぶドローンが増えていきます。

 

恐らくこれから数年で屋根だけでなく、あらゆる工事現場でドローンによる調査が行われるようになると思います。その時に悪い事を考えてる人が工事業者や調査会社を隠れ蓑に出来ないような対策を導入期である今から考えておかないといけない気がします。
実際に使ってみると本当にいろいろな事に使える可能性を感じる事が出来るので、その可能性を追求して役立てるようにしていきたいですね。