姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

自作でもこんな素敵なショールームを作るセンスがスゴイ!

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
昨日あたりからめちゃくちゃ花粉飛んでますね。朝から鼻水止まらないし目も痒い。たまらず薬を飲んで鼻水は少しマシになりましたが目の痒みだけはどうにもなりません。そろそろ「暫定花粉症」なんて言ってられなくなってきたかもです。

 

自分のやりたい事を実現するには明確な目標が必要です。

 

今日は一八会の仲間の瀬尾さんが経営する「丸五商会」さんにお邪魔してきました。厨房機器の販売やメンテナンスから店舗デザインまで一式を手掛ける会社さんで、瀬尾さんは私より2歳下(学年は1つ下)ながら社長歴は9年という先輩です。これまでもお互いにいろいろな話をして情報交換もしていて、会社にも何度かお邪魔していたんですが2階がショールームになっているという話を聞いてはいても実物を見た事ありませんでした。
今日お邪魔した帰り際に初めて見せてもらったんですが、どこかのデパートの食器売り場?って思うほどお洒落に展示してあって並んでいる食器も「あ、これいいな」って思うようなものばかりでした。

 

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本人曰く「ショールームは作りたかったけど、普通に頼んでいたらとてもお金がかかるのでちょっとずつ自分で作ったねん。」との事です。確かに棚などはじっくり見ると確かに隙間があったりしていてプロの仕事ではないと分かります。でも重要なのは展示してある食器類であって見せるのは棚そのものではないんですよね。いろいろな展示会に行って資料写真も山ほど撮って来たようです。具体的な完成イメージがないとこんな風には作れません。

 

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会社も同じで目標をはっきりさせないと迷走します。

 

明確な完成イメージを持つというのはモノづくりでは基本中の基本ですが、1つのモノを作るのとショールームのようにたくさんのモノを集めて形にするのとでは難易度が違います。1つ1つの商品をバランス良く配置して全体の雰囲気を作るにはセンスが必要なんですよね。
そして明確なイメージが必要というのは会社の経営も同じです。漠然と「こんな事がやりたい」というイメージだけで突き進んでしまうと迷走して無駄な労力とお金を使ってしまいます。
今日、瀬尾さんと話をしていてはっきりとそのイメージを感じました。私も経営者としてそういうイメージを持つようにと心掛けているつもりやけど、なかなか具体的な形として人に伝えられていません。

 

自分の考えを文章化するのはイメージの明確化の訓練になっています。

 

こうやって毎日ブログを書いていると自分でも気づいていなかった考えや想いに気付く事がよくあります。自分の考えを文章化する事がイメージをはっきりさせる訓練になってるんやって1年半続けてきてやっと分かりました。
もともと読むのは好きでも書くのは苦手やったのはインプットしたイメージがアウトプットし切れずに渋滞を起こしていたのが原因かな?という自己分析が出来るようになってきました。自分の考えをはっきりと形にするのってちょっと恥ずかしいって思うんですが、そのおかげでいろいろな事に気付けています。