姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

敷居が高いと感じるのは知らないから。演劇は敷居が高い趣味ではないんです。

こんにちは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
今年も取引先から花見の案内がありました。毎年の恒例行事なんですがここ数年は雨に祟られて室内で桜の写真見ながらの宴会でした。今年はどんな天気になるのかも心配ですが、それ以上に花が残っているのかどうかが心配です。日に日に桜の開花が進んでいて明日、明後日くらいで満開になりそうなので来週の花見まで頑張ってくれるか微妙ですね。

 

演劇観るのが趣味っていうと高尚な趣味って言われます。

 

私が本格的に演劇を観るようになったのはちょうど10年前です。それより3年くらい前に知人に連れられて観に行ったのがきっかけでたまに行くようになったんですが、それでも1人で行く事もなかったし、年に1回か2回行けばいい方でした。それが何がきっかけやったか忘れたけど1人で行ってみようって思って行くようになって、気が付いたら毎年10本近く観るようになっていました。
最初の数回は劇場でも1人やったので終演後はさっさと帰っていたんですが、少しずつ顔見知りが増えて終演後にご飯食べながら感想を言い合ったりするようになったのが楽しかったのを覚えています。一緒に楽しめる仲間がいるとどんどん深みにハマっていくっていうのを実感しました。
自分が観に行くようになるまでは私も演劇を観るのって物凄く敷居が高いもので映画の方が気楽に行けるって思っていました。実際には予算的には映画よりも高いのは確かやけど、圧倒的なライブ感が楽しくて私自身は映画よりも好きです。

 

キャストが変わると印象も変わるのが面白い。

 

演劇と映画の一番の違いは映画は当たり前やけど何度観ても全部同じなんですよね。それが演劇では全く同じ回というのがありません。役者さんがとちったりする事もあるけどそれ以外にも日々役者さんがアドリブで入れる小ネタが違っていたり演じている役者さんが変わったら、役の印象がガラッと変わったりする事ですね。同じ台本のはずやのに泣ける芝居になったり笑える芝居になったりするのは演劇ならではです。
なので同じ演目でも初日と千秋楽では笑い処が違っていたり、お芝居全体の印象が変わったりする事もよくあるんです。

 

キャラメルボックスはいつ行っても元気をもらえる劇団です。

 

この10年で私が一番よく観ている劇団が「演劇集団キャラメルボックス」です。一番良く観てる時期は年間8本は観てました。最近は少し関西公演そのものが減ってしまって年間4本程度になっています。他の劇団も含めると一番多い時期には年間13本も観た事もありました。キャラメルボックスの何がいいって観ていて元気になれるんですよね。泣ける芝居も笑える芝居もあるけど、観に行くととにかく頑張ろうって思えるんです。
そんなキャラメルボックスの今年初めての関西公演が昨日、今日とありました。もう千秋楽も終わってしまってますが、2011年に初演した「夏への扉」の再演です。初演の時に千秋楽にしか行けなくてもう一回観たい!って思った演目やったので、嬉しかったなぁ。東京での公演中に東日本大震災が起こったある意味忘れられない公演です。
今回も1回しか観れなかったけど、何回でも観たい大好きな演目です。

 

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