姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

たくさんの人との繋がりを持つ事は大変やけど楽しい。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
連休の前半、如何お過ごしですか??私は今日は仕事していました。午前中は持続化補助金の申請書類の打ち合わせとか、見積もりなど諸々の書類仕事をしていました。現場は休みにしたので職人さんは休んでいましたが。
午後からはヘリテージマネージャーの地区懇談会に出席したんですが、大先輩方に囲まれていろいろな話をするのがとても楽しかったです。
全く製作に関われなかったけど、明石とか播磨町の地区の街歩きマップを頂けたのが嬉しいですね。

 

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業界の中だけでいると視野が狭くなります。

 

どんな業界でもそうやと思うんですが、瓦の業界は特に専門性が高くて普段仕事をしていると基本的に建築系の中でも住宅産業に関係する人と関わるのが精一杯なんです。
現場に出ていない営業さんや経営者でもそんな状態なので現場で仕事をしていると人と関わるどころか丸一日誰とも会話しないままで過ごしてしまう事もあります。
私自身、現場で仕事をしている時に世界が物凄く狭まる感覚があって何か「外」と関わるような事をしないと自分が取り残されるって思ったことがあります。

 

現場の仕事以外は仕事じゃないと思っていました。

 

現場で仕事をしている時は当然として、現場から少しずつ離れて経営や営業の仕事をするようになってからもしばらくは現場での作業以外の仕事は仕事じゃないって思っていた部分があります。
現場での仕事が仕上がらないと売り上げは上がらないし、その現場の仕事の仕上がりがなによりの営業商材でもあるからです。現場で職人さんが汗を流して大変な思いをしてるのが仕事でそれ以外の部分は仕事と言いつつもちょっと楽をしているって思っていました。自分が現場で仕事してたから余計にそう思ったんですが、今考えると視野が狭いですよねぇ。
もちろん、現場の仕事は大変やし売上も現場に支えられているのは間違いないんですが、その現場も事務や営業のサポートがないと進まないしそもそも経営する側がちゃんと会社を運営していないと「仕事」が出来ないんです。

 

会社の仕事も大事、仕事の外も大事。

 

ここ数年、社外でいろいろな役を頂いたりして普段の業務の途中で仕事を任せて会社を離れないといけなかったり、一日とか二日間会社を空けないといけなくなる事が増えてきました。直接仕事に繋がらない事の方が多いので職人さんにいい顔をされない事もあるんですが、自分の顔と会社の名前を売るのも経営者の仕事なんですよね。
会社の仕事も大事やけど、仕事の外も大事やっていうのが最近やっと実感できるようになってきました。
飲み会も比例して増えてきてるので体の為にもある程度コントロールしないといけないんですが。