姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

思い込みは視野を狭める?ダブルチェックなどの対策が必要です。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
毎年の事ですが、今の時期は雨漏りの点検や修理の依頼が多くなります。梅雨を間近に控えて早くなんとかしたいってお客さんが多いんですね。気持ちは分かるんですが、どうしても今ご依頼があっても修理は梅雨真っ只中か梅雨明けになってしまいます。人手不足と仕事が集中してしまうのとで即時対応が難しいんです。
何度かこのブログでも話題にしましたが、GW前・梅雨前・お盆前・台風前というのは仕事が集中してしまうので屋根に不安を感じたら出来るだけ早目に近くの瓦屋さんに連絡してください。

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 こんなに大きな穴が空いてるって事はこれまで相当雨漏りしてたはずです。気のせいと思わず気になる事があったら点検してください。

 

同じ町名や地域名が別の市にもあります。

 

私が住んでいる地域の住所は姫路でもちょっと変わった住所なので他の地域に同じ町名は恐らくありませんが、町名や地域名って結構いろいろな所でかぶってる事が多いんですよね。
仕事柄、兵庫県内のいろいろな所に行くんですが、その時に頼りにするのがGoogleMapです。お客さんから住所を頂いたら、訪問する前にまず検索してルートや周辺状況の確認をするんですが、たまに同じ地名がいくつかあって、姫路市内やからと「姫路市」を省略して検索すると県内の他の市の住所が候補として上がってくる事があります。落ち着いて確認したら特に問題もないはずやけど、ちょっと急いでたりすると違う市の住所を調べてしまったりする事もあって、パニックになります。

 

引合書に「姫路市」って書いてあったら疑わないですよね。

 

今日、取引先から1件の修理依頼がありました。そこは基本的にFAXでお客さんの情報が届いて、調査の日程等のアポイントは全てこちらがする事になっていて、元請会社の社員さんは一切現場には顔を出しません。工事が決まっても監督さんが顔を出す事もないし、工事完了の報告も工事写真を提出したらそれで終わりなのでお客さんが元請さんと会う事はないようです。
その修理依頼には姫路市内の住所が書いてあって連絡先はお客さんの携帯電話の番号やったので、連絡してアポイントを取った後で訪問するためにGoogleMapで住所の確認をしました。
ところがいくら検索しても記載されている住所が検索にかからないんです。たまにGoogleMapでは検索できない所もあるのでそういう所かと住宅地図で確認しても見つかりません。仕方ないのでお客さんに直接確認したら姫路市ではなく隣の市でした。

 

勘違いと思い込みに注意しないとね。

 

今回は事前に調べる事が出来たので調査に前に住所が違う事が分かったので大きな問題にはならなかったけど、これが事前の猶予がない状態やったらお客さんに迷惑がかかっていました。元請さんにすぐに連絡して住所の確認をしっかりやってもらえるようにお願いしましたが、改善してもらえるのかは疑問です。
誰にでも勘違いや思い込みはあります。特に経験が長くなってくると知識が増える分こういうものやって決めつけや思い込み、勘違いには注意しないとです。
雨漏りの調査をしていても1人でやると原因にたどり着くのにかなり遠回りしてしまう事があるんですよね。判明してみれば物凄く簡単な原因やったりします。
明日は我が身と帯を締め直して仕事をしていかないとです。