姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

県内各地で避難指示が出ています。大雨による増水に注意が必要です。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
今週は鹿児島への出張と愛媛への登山の予定が入っていました。が、台風と大雨で出張は延期、登山は中止になりました。天気には勝てないので仕方ないんですが、仕事が進まないのだけは参ります。1週間ほぼ事務所に居られない予定やったのが逆にずっと事務所に居られる事になったので、事務仕事を片付ける事にします。

 

兵庫県は各地で避難指示が出ています。

 

避難勧告と避難指示とでは避難勧告の方が緊急度が高いように感じるけど、実際は避難指示の方が高いんですよね。数年前の佐用町の豪雨災害の時には周知されていなくて被害が出てしまったのをよく覚えています。
ここ数年は梅雨の時期にあまり雨が降らず、梅雨明けしてからいきなりゲリラ豪雨が降るようになって避難指示が出る事も多くなってきたのでご存知の方も多くなってきてるようですが、こういう災害の時には普段は正常な判断が出来る人でも慌ててしまう事もよくあるので気を付けないとですね。

ハザードマップを把握していますか??

 

東日本大震災以降、ハザードマップの存在も周知されるようになってきました。当社では事務所に地域のハザードマップを貼り出しています。役所に行くと手に入るんですがハザードマップの存在は知っていても実際に見た事がない人も多いのではないかと思います。
どれくらいの雨でどこら辺が浸水するかとか、土砂災害が起こった時に被害がどれくらい広がるかっていうのが分かるし、避難場所も書いてあるので一度確認しておく方がいいかもしれません。
避難する時にどのルートを通ると安全かっていうのも普段、落ち着いている時に確認しておくと非常時でも冷静になれると思うんです。

 

地震の後の長雨が心配です。

 

姫路では先日の大阪地震でもそれほど大きく揺れる事はなかったので、地震の影響で地盤が緩んでいるという事はないと思うんですが、大阪の北部は地震の影響が地面に残っているところも多いので、この長雨&大雨で土砂崩れが起きないかが心配です。
地震の影響がないとは言っても川幅の大きい1級河川でもかなり増水しているので、低い土地は浸水の可能性もあるし、もっと川幅の小さい川は流れがかなり急になっているので流される危険もあります。田舎で水田が多い所では大雨の日の夕方くらいに田んぼの水を確認に行くのが一番危ないんですよね。農家にとっては大雨の時に田んぼの水が増えすぎるのは確かに困る事なので、気になるのは分かるんですが自然には勝てません。

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自分だけは大丈夫って思わず、慎重に行動する事が一番大事です。
この雨で大きな被害が出ませんように。