姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

宿題がオークションサイトに出品されるのもおかしいし落札されるのもおかしいです。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
また台風が近付いてますね。前回の台風による被害の現場調査に走り回っているところなんですが、なかなか即時対応が出来なくてお待たせしてしまっているのが本当に申し訳ないです。調査に回れてもすぐに工事に入れない事もあって、お客さんからお叱りを受ける事もあります。当社の職人も毎日暑い中頑張ってくれていますが、工事が完了した数よりも着工する事がきまった数の方が多いのでいつまでも仕事が残っている感覚になります。仕事が増えたら「有り難い」って思わないといけないのに人手不足やから仕事が増えると困るって思うような業界のままじゃいけないですね。

 

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夏休みの宿題が出品禁止になりました。

 

去年くらいから夏休みや冬休みの宿題、特に読書感想文や自由研究などがネットオークションに出品されるようになって話題になっていました。そんなん買う人おるん?って思いながらニュースを見てたんですが、かなりの「親」が利用したみたいで今年は更にエスカレートしていたようですね。結局運営側が宿題類の出品を禁止する事態になったとのニュースが流れました。
親としては子供の宿題に自分が手を出す代わりって感覚なのかもしれませんが、「宿題」を買い与える親が出るってのは世も末やなぁ。

 

宿題に意味を求めたらダメですね。

 

よく「宿題が出る意味が分からん」って声を聞きます。そもそも宿題って意味を考えたらあかんと思うんです。学校ってそもそも集団行動を経験する場やと私は思っています。「学校」のシステムについては賛否あるかもしれませんが、それでも社会に出た時に学校で経験した集団行動のおかげで助けられた部分が少なくとも私にはありました。
そこに理屈や意味を求めたり考えたりし出すと、そもそも「なぜ生きるのか?」って所に行きついてしまう気がするんですよね。

社会に出たら理不尽だらけです。

 

学生の時にはなんで学校ってこんなに理不尽なんやろって生意気な事を考えていましたが、社会に出てみると学校の理不尽って生温いって思えるくらい理不尽だらけでした。
こういうのって経験しないと分からない事です。今の学生さんは私が学生の頃よりもよっぽどいろいろな経験をしていて羨ましいって思う部分もありますが、きっと私が学生の頃には親も同じような事を思っていたと思います。
学生の間って今から思うと宿題が多くても社会人よりもよっぽど自由な時間があるので宿題も含めていろいろな経験をして欲しいなぁって思います。