姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

本職の道具なので日曜大工はお手の物です。(笑)

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
微妙な天気が続いています。週明けの火曜日にはまた台風が接近or上陸する予報が出ているので1日で済まない仕事は着工するかどうか悩みどころです。応援の職人さんも自分の仕事が詰ってきてるとの事でこちらの仕事の工程も再検討しないといけなくて調整で頭がパンクしそうです。

 

天気が悪い日は普段出来ない仕事をやるチャンスです。

 

天気が良いとどうしても現場調査や着工中の現場の確認など外周りの仕事を優先してしまいます。なので少しずつ倉庫の中が散らかっていくし傷んだ部分の修理や補修などは後回しにしてしまいます。
先日も会社の前の郵便受けが倒れてしまいました。元々市販の郵便受けを買ってきて余った木材で支柱を作って立てていたもので支柱にしている木材が根本から腐ってしまったのが原因でした。何度か支柱の木材は交換していたんですが、さすがに10年以上使っていると郵便受け本体もそこそこ傷んできてたので思い切って全部交換する事にしました。郵便受け本体から作ってしまう事も考えたんですが、まとまった時間がなかなか取れないのにイチから手作りしようとするとなかなか進まないので今回は見送りです。
前回の反省から今回は支柱に人口の木材を使いました。これで腐朽しないはず!

 

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道具も材料もプロが使う物が揃っています。

 

最近はDIYブームでホームセンターに行くと色んな電動工具が揃っているのを目にするようになりました。本職でも滅多に使わないような道具が聞いた事ないメーカーから格安で出ていたりもするのでちょっと心惹かれる部分はあったりするんですが、工事店をやっていると基本的な道具はプロ仕様のものが揃っていて、使い慣れているのであまり必要ないものは買わないようにしています。
材料にしても工事では端材として処分するような材料が日々出てくるのでそういうのを使うとわざわざ買わなくても揃ってしまいます。

 

時間を掛けずに時短でやるので仕上げはそれなりです。

 

拘って時間をかけてやればそれこそ大工さんが作ったような仕上がりのものは何とか作れます。本職の大工さんの3倍くらい時間かかりますが。でも休みの日や空いた時間で作って、しかも自分が使うモノとなるとどうしても仕上げは粗くなりますね。
完成したものをみるとツッコミどころ満載な出来になってるんですが、それでも実用に耐えるだけのものにはなるので、色々な粗には目を瞑る事にしています。市販の郵便受けの品質がいいので見栄えはそれなりになっています。
道具と知識があっても日曜大工は日曜大工って事ですかね。(笑)