姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

弓道をやると背筋が伸びて気持ちが落ち着きます。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
6月から工事させて頂いていたお寺の工事がやっと終わりました。本堂ではなく庫裏の工事やったんですが、なんせ大きいのと猛暑やら台風やらで工事が延び延びになってしまいました。本体の工事そのものは先週終わっていたんですが葺き替えをしていない部分の修繕工事を残していて、それを今日済ませて瓦工事は完工となりました。大きな現場が終わるとちょっと肩の荷が下りた気分になります。

 

弓道はとてもいい精神の鍛錬になります。

 

私が弓道を始めたのは30歳を過ぎてからでした。元々興味はあったんですが、どこに行けば出来るか知らなかったのと高校などの部活以外で初心者がいきなり始められるのか不安やった事もあって、「やりたいなぁ」で終わっていたんです。
それが姫路市弓道教室をやっているとひょんな事から知る機会があって思い切って入会しました。全く経験した事なかったけど、毎週1回教室に通うのは楽しかったです。もっとも仕事が忙しい時には行けない事も多かったので平均すると月に1回行けたかどうかなんですが。それでも自分の弓や胴着、袴も買ってちょっと本格的にやってました。学生の部活の場合には的に当たった数を競うので勝負事になりがちやけど、社会人の弓道は当たる事よりも弓を引く時の精神性などを重視するのでそれが楽しかったんです。仕事でイライラしてる時には全く当たらないし、1本当たったから次もって思うと当たらないしで難しいけどそれもまた楽しいんです。

 

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胴着を着て袴を履くとそれだけで気が引き締まります。

 

最初はジャージを着て足元だけ足袋でやっていたんですが、教室の人の8割くらいが胴着に袴姿なのが羨ましくて自分の胴着と袴も買いました。胴着を着る時には帯も締めるので背筋が伸びるし袴を履いていると雑な動きをするとすぐに裾を踏んでしまうので常に自分の動きを意識しないといけなくて、それで姿勢がよくなりました。
和服を着ると所作が綺麗になる理由がよく分かります。

 

生涯続けられる趣味になります。

 

仕事が忙しくなって2年くらい行けてない時期が続いてしまったので7年くらい続けていた弓道教室を一昨年に退会しました。本当は行ける時間を見つけて少しでも行きたかったんですが、もう少し時間に余裕が出来たらまた再開すればいいかなって思います。
弓道は学生で始めて一度離れても社会人になってからまた戻る人も多くて、ある程度年齢を重ねてからでも始められ、茶道や華道と同じく生涯現役で続けられます。
ゆっくり弓を引く時間が取れるようになる事を目指して今は頑張らないとですね。