姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

テレビから自分が使っている言葉が聞こえてくると嬉しくなりますね。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
今日は久し振りに雨が降りました。と言っても姫路では朝のうちに少し降っただけなんですが、神戸や大阪では結構しっかり降ったみたいですね。雨が続くと仕事が進まなくてやきもきするけど、晴れが続いたら続いたで仕事に追われて余裕がなくなるって思ってしまうのは自分勝手かなぁ。

 

播州弁がテレビから流れてきました。

 

先日、録り溜めているNHKの朝の連続ドラマ「まんぷく」を観てたらテレビから聞き馴染みのある言葉が流れてきました。まんぷくさん夫婦が大阪から上郡(兵庫県の西部)に疎開してきて、地元の人と話してるシーンでした。私は特に何の疑問もなく聞き流していたんですが嫁さんに「どういう意味?」って聞かれて「あ、播州弁やったな」って思い至ったんです。
「べっちょない」って言葉なんですが、播州を離れると通じなくなるんですよねぇ。もともとは「別状ない」が語源で、意味を説明すると納得はしてもらえるんですが聞いた事ないと分からないんですねぇ。

 

地元を離れた期間があると方言は薄まります。

 

私は学生の頃に地元を離れて愛知県で一人暮らしをしていました。大学に行く前も姫路の高校ではなく明石の高専を選んだので他の地域の同級生達と5年間一緒にいたのでずっと姫路に居る小中学校の同級生に比べたらかなり播州弁は薄まっています。
それでも41年のうち37年弱は姫路で生活しているので当然普段使う言葉は播州弁です。嫁さんは滋賀県出身で同じ関西圏ではあるんですが播州弁は関西弁の中でも特殊な言葉が多いみたいでたまに言葉の意味が分からないと解説を求められます。

 

播州弁の番付表があります。

 

実は播州弁には番付表があります。

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播州弁を使っている側も自分たちの言葉がちょっと特殊やって意識があるって事ですね。代表的な言葉としては前述した「べっちょない」の他に「せんどぶり」とか「けったいな」などですかね。「久し振り」と「妙な」って意味ですが、これも兵庫県内でも通じない場所があります。
バラエティ番組で方言をネタにしている場合ならともかくドラマを観ているときに普段自分が使っている言葉が使われているとなんか嬉しくなってきますね。
地元に居ても使わなくなってる言葉も多いけど自分が育った地域の言葉は大事にしたいなぁ。