姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

雪が解けてもしばらくは屋根には上がれません。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
今年の現場作業は本日を持ちまして終了となりました。最後の最後まで現場がしっかり動かせるくらい仕事がある事は有り難いやら、年末くらいはちょっとゆっくり倉庫の片付けもしたいやらでちょっと複雑です。年明けの始動自体は比較的ゆっくりですが、動き出したら目いっぱいな仕事量が既に決まっているので来年も頑張らないとです。

 

今シーズン初の雪でした。

 

今日は天気予報通り、朝起きたら雪がチラチラと舞っていました。流石に会社近辺では積もる事はないんですが、現場へ向かう途中の高速ではそれなりの量の雪が降っていて路肩が白くなっていたり、高架の下に見える屋根が真っ白になっていたりととても冬らしい景色になっています。
高速のICを降りて現場に向かう道すがらは山の陰に入っている家の屋根に少し残っているくらいで現場に近づくにつれて雪の気配もなくなってきたので、現場に着いたらすぐに仕事にかかれるかなぁなんて考えていたんですが、甘かったです。

 

下から確認するのと屋根の上とでは大違いです。

 

現場に着いて地面から屋根を見上げてみたんですが、特に雪が積もった様子もなく普通に上がれそうな雰囲気やったんです。実際、梯子で屋根に上がったら太陽に照らされている面はしっかり乾いていて問題なく歩けます。
しかし今日仕事をする面は朝イチは太陽が当たらない面やったんです。お日様の力って偉大ですね。太陽が当たっていない面は陰の部分で雪がシャーベット状になっていて、雪が解けて流れた水が再度凍っていて普通に移動するのも危ないような状態でした。
よく冷え込んだ日は屋根に上がる時に一歩目で確認するんですが、今日の一歩目は完全に乾いていたので油断していました。

 

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年が明けてからの方が冷え込みはきついです。

 

私が瓦の仕事に戻った頃は12月に入ってしばらくするとかなり冷え込んで雪が降る日もそれなりにありました。それが少しずつ冷え込む日が後ろにズレて行ってるような気がします。今では年が明けてからの方が寒くて朝イチは仕事にならないくらい冷え込むのは大抵2月頃です。
翌日にすぐに仕事が出来るようにシートで養生したりもしてたんですが、最近はそういう養生をしないといけないのは年に2~3回程度なので、少しずつ温暖化が進んでいるのかもしれません。その分冷え込みがキツイ時はとことんまで冷え込んでるイメージですね。
空気が乾燥するし、冷えから体調を崩しやすい時期でもあるので注意しないとですね。