姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

和の文化に触れると時間の流れがゆっくりになります。

こんにちは。

姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。

全国的に強い寒気のせいでかなり冷え込んでいるようですね。今日は、明日予定されている技能検定試験の準備をしてきました。会場に向かう途中で急に雪が降り始めて一気に路面が真っ白になったのには焦りました。止んだらすぐに溶けたので運転には支障ありませんでしたが。

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瀬戸内はほとんど雪が積もる事がないのでちょっとの雪でも大混乱になります。

北部では大雪になってるみたいなので、大きな被害が出ない事を祈るばかりです。

 

着物を着ると所作がゆっくりになります。

 

日常的に着物を着る機会なんて、多分ほとんどの方がないと思います。私も弓道教室を退会してからは袴も履かなくなってしまいました。

もう少し仕事に余裕が出てきたらまた再開する事を目標にして今は頑張るのみです。

それはそうとして、道着と袴を身につけると自分の動きがゆっくりになったのをふと思い出しました。着慣れないから慎重になるというのもあるけど、ゆっくり動かないと動き難いんですよね。

 

ゆっくり動く方が効率がいい事もあります。

 

洋服を着てる時の方が動きやすいので何事も効率がいいように感じるんですが、その分無駄な動きも多いような感じがします。

和装で一つ一つの動作をきちんと終わらせながら動くと自分の身の回りを把握しやすいし、無駄な動きもしなくて済むんですよね。

現場での仕事の時には流石に和服では作業出来ないけど、足元とか頭上とか注意をしないといけない危険な場所がたくさんあるので、普段から自分の周囲に気を配れるようになっておく事はとても大事なんです。

 

姿勢が良くなると疲れ難くなります。

 

洋服でも和服でも同じ事が言えるんですが、普段の姿勢一つで体力の消耗度合いってかなり違ってきます。今は洋服ばかり着てるので着慣れない和服を着ると疲れるような気がしますが、実際には和服を着て姿勢が良くなったら後々の疲れは少なくなるんですよね。

とは言うものの和装なんて弓道の道着と袴以外には浴衣を1着持ってるだけです。

しかも年に1回も着たらいい方なんです。自分でももっと着る機会あってもいいのにって思うけど、なかなか浴衣を着て出歩く余裕がありません。

日本全体が洋服を着るようになってからは余裕を無くしているようにも感じます。のんびりするところはのんびりして急ぐところは目一杯急ぐ。そんな風にメリハリつけていかないとですね。