姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

13人の職人たちが技能を競い合っています。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
うちはJR沿線の駅に比較的近いところにあるので移動は電車と車、半々くらいですが神戸などの都会に行く時は電車が多いんです。都会は駐車場が高いというのもあるんですが、姫路から東に向かうと渋滞がひどくて到着時間が読めない事が多い事もあります。私が自動車運転免許を取得した頃よりも車の数が増えてるのは間違いないと思うんですが、それ以上に大型のトラックがめちゃくちゃ増えてるように思います。運送業はドライバー不足と言われているけど、それでもあんなに走ってるんですね。

 

職人たちが技能を競い合っています。

 

先日から話題にしている「第30回技能グランプリ兵庫大会」ですが、今日から会場に応援と一般の見学が入れるようになっています。今日は朝から出場している選手の地域の人が続々と神戸のポートアイランドに集まっていて、会場は物凄い熱気に包まれていました。

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先日の全瓦連青年部の総会でご一緒させてもらった面々もたくさん来場されていて、競技を見ながら瓦談義を熱く語ってきました。

 

瓦葺きの隣では紳士服製作をやっています。

 

瓦の競技では瓦を鏨(たがね)で切る音やドリルで穴を開ける音など、結構音が出る作業が多くて賑やかなんですが、その隣で行われている紳士服製作の会場は逆にとても静かに競技が進行しています。
見学者の数も瓦がダントツで多くて見学しながら話をするので会場の中で瓦葺きの競技のところだけ違う事をやっているような感じです。
会場の外では石工の競技をやっていたり2階では畳の競技をやっていたりと普段見る事が出来ない職種の仕事を間近で見る事が出来るのはとても楽しいですね。

 

明日の午前中で競技が終わります。

 

今日1日の作業が終了すると残りの作業は半日になります。明日は朝から正午までの作業で今年の技能グランプリが終わるんです。その後、審査と完成した架台の見学の時間が設定されているんです。完成した屋根を見るのもいい勉強になるけど、実際に作業している姿を見てから完成した架台を見るとそれぞれの選手の工夫や苦労などがよりよく分かるので、面白いんですよね。
今日は所用があって昼過ぎには会場を後にしなければならなかったんですが、明日は朝から競技終了までしっかり会場で応援したいと思います。
競技と見学が終了したら会場の片付けと架台の解体、搬出がありますしね。