姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

一度は行ってみたいと思っていた建築物が火災で大変な事になっています。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
今度の日曜日は統一地方選の市議会議員選挙と姫路市長選の投票日です。選挙戦も熱を帯びていて、今週は屋根の上にいると何人もの候補者の方の車がひっきりなしに行き交っているのがよく分かります。

 

パリのノートルダム大聖堂で火災が起きました。

 

昨日の夜にフランス、パリのノートルダム大聖堂で火災が発生しました。今日(4月16日)の夜20時の段階で鎮火したとの報道がありましたが、かなり長い時間燃えていた事になります。この火災で尖塔が崩落してしまったようで、貴重な世界遺産の建築物が失われてしまいました。
原因はまだ調査中との事ですが、どうやら修復工事の工事現場から出火したようで、放火ではなく事故という見解が発表されています。
大聖堂に収蔵されていた美術品や文化財は運び出されて無事やったとの事で、出来るだけ建築物にダメージがいかないように空中からの放水をせずに消火活動をした為、時間がかかってしまった一面もあるみたいです。

 

木造の建築物は燃えやすいですね。

 

この火災は日本では他人事ではありません。日本の古い社寺仏閣など文化財になっている建築物はほとんどが木造やからです。近年は大事件になるほどの大きな文化財の火災は起こってませんが、戦後すぐの時期には法隆寺の金堂が火災にあって国宝を焼失した事件もあったようです。それが契機となって文化財防火デーが制定されたそうです。
江戸の街も何度も大きな火災に見舞われて、江戸城天守閣まで焼失している事を思うと戦乱以外が原因の火災で貴重な建築物を焼失している数は日本がダントツかもしれませんが、それでも1000年以上前の木造の建築物が残っているのは日本ならではです。姫路城も第二次世界大戦の時は危なかったらしいですが、紙一重で残ったんですよね。

 

一度は行ってみたいと思っていたので残念です。

 

私は海外旅行の経験そのものがとても少ないので、世界の有名建築物をほとんど見た事がありません。でも学生の頃から建築の勉強をしていた事もあって、行ってみたいと思う建築物は本当にたくさんあるんです。ノートルダム大聖堂もその中の1つやったんです。
一番行きたいと思っていたサグラダファミリアは新婚旅行で行く事が出来てめっちゃ感動したんですが、ヨーロッパは今の所それが最初で最後になっているんです。フランス、ドイツ、スイス、イギリスなどなど行きたい所はいっぱいなんです。

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その中でもフランスのパリのノートルダム大聖堂は一度は行ってみたいって思っていた場所やったんですよねぇ。きっと復旧はされると思うけどそれが完成するのはいつになる事やら。
国内でも行きたいと思う場所はたくさんあるので、チャンスがあれば逃さないようにしないとですね。