姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

「こいのぼり」と「鯉のぼり」は違うってご存知でしたか?

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
明日は統一地方選の市議会議員選挙の投票日ですね。姫路市では現市長が退任するので新しい市長を選ぶ市長選も行われます。今日が選挙活動最終日とあって各陣営とも選挙カーで走り回っていました。工事している現場の真ん前に選挙事務所があるので余計に賑やかですが、それも明日の投票が終われば静かになるかな。

 

最近鯉のぼりをみる事が少なくなってきました。

 

「こいのぼり」の歌というとどんな歌詞を思い浮かべますか??一番思い出されるのは「屋根より高いこいのぼり」で始まる童謡ではないでしょうか。今日みたいに天気が良くて青空が綺麗な日は鯉のぼり日和やなぁって思いながら車を運転していたんですが、全く見かけませんでした。
姫路はそこそこ田舎なので連休前の今の時期には鯉のぼりがあちこちに上がっていたんですが、ここ最近で急激に見かけなくなってきました。昔は私の家にもあったんですが今はもうありません。子供の日の鎧兜の飾りも少なくなってきたというような話も聞きます。

 

こいのぼりの歌には屋根や瓦が歌われています。

 

こいのぼりの歌は2種類あるってご存知でしたか?「こいのぼり」と「鯉のぼり」です。「こいのぼり」は「屋根より高い~」ですね。「鯉のぼり」は「甍の波と雲の波」で始まる歌です。でも私は20歳くらいまで「鯉のぼり」を知りませんでした。
母は知ってて当たり前と思っていたので私が知らない事をびっくりしていました。昔は学校で習ったらしいです。
どれくらいの時期から歌わなくなったのか分からないんですが、私より10歳上の人でも習ってなかったと聞いたので私よりも若い年代の人が知らないのも当然ですよね。

 

実物は見かけなくなっても見たら鯉のぼりってわかるんですよね。

 

昔はこどもの日と言えば鯉のぼりが当たり前やったけど、最近はこどもの日って言ってもGWの連休のうちの1日ってだけで印象が薄くなってしまっています。
連休はどこかに出かけるものって風潮が強くなってしまうと家にいる事がなくなるので当然鯉のぼりも飾らなくなってしまったんですよねぇ。それでも絵とか写真で見たら鯉のぼりってすぐに分かるのは文化として根付いているからかなぁ??

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それも後の世代にきちんと伝えていかないと残らないので「こいのぼり」「鯉のぼり」の歌と一緒に残さないとですね。