姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

工場見学に季節の花が加わるとお客さんは倍増ですね。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
GWも終わってこれからはどんどん夏に向かって気温が上がっていくばかりと思っていたら今日は寒いくらいに冷えこんでいました。滋賀県信楽では氷点下を記録したそうです。姫路でも最高気温が21℃で最低気温が6℃と寒暖差が15℃くらいあったようです。これだけ寒暖差があるとかなり体には負担がかかりますね。明日からは最低気温はここまで下がらない予報なので安心ですが、まだまだ油断ならないですね。

 

姫路の山間に蒲鉾工場があります。

 

蒲鉾というと原料は魚なのでそれを作る工場はどちらかというと海に近い所にあるイメージですが、姫路では比較的山に囲まれた所に蒲鉾工場があります。「ヤマサ蒲鉾」という会社の蒲鉾工場「夢鮮館」で、工場見学と直売所があって試食も出来るので休日ともなると結構な人数が押し掛ける隠れたスポットになっているんです。
オープンして15年経つんですが、正直なところオープン当初は今ほど人気があったわけではありません。私自身もそういう場所が出来た事は知っていましたが長く行った事がありませんでした。

 

工場見学とかまぼこ作り体験が出来ます。

 

この「夢鮮館」では日曜祝日は定時で見学ツアーが開催されていて予約してなくても工場見学が出来るんです。そして工場に併設されている直売所では贈答用の高級蒲鉾だけでなく食べ歩き用の串にささった天ぷらなども売っていて、しかもかなりたくさんの種類を試食出来るんです。試食して気に入ったものをお土産にする事も出来るし、工場内でかまぼこ作り体験も出来る、今流行りの体験型施設になっているんです。
15年前というとまだまだそういう施設って少なかったと思うんですが、海ではなく山にそういう場所を作ったのがスゴイですね。

 

芝桜の咲く今の時期はそれだけでお客さんが集まります。

 

この工場は山間にあるだけあって、周辺の環境がとてもいいんです。近くを流れる夢前川は水も綺麗で川遊びも出来るし、流れが緩やかになってるところでは夏場には蛍も飛んでるんですが、なによりも一番の見所は芝桜ですね。工場の敷地から行ける「芝桜の小道」はGW前後くらいに行くと一面の芝桜が絨毯のようになっていてめっちゃ綺麗なんです。今年はGWの最終日に行くともうピークは過ぎていて花も疎らにはなっていたけど、それでもまだ綺麗に咲いていました。

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何度か行った事はあるけど芝桜の時期に行った事がなかったので行けて良かったです。工場見学と直売だけでもそれなりにお客さんを集められると思うんですが、芝桜という導入があると蒲鉾に興味がない人でも工場に行くきっかけになるのでいいですね。
お客さんに会社や工場へ来てもらう仕組みを作れているのがスゴイです。