姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

日本では昔から涼感を得るためにいろいろなテクニックを使っています。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
参議院選挙の投票用紙が届きました。21日の選挙当日には予定があるのでそれまでの間に期日前投票に行こうとは思っていますが、こないだ選挙があったところやのにまた選挙?って気分になりますね。任期の関係上、重なるのは仕方ないのかもしれませんがこうも短期間に何回も選挙があるとちょっとメンドクサイって思ってしまいます。

 

簡単なところでは風鈴も涼をとるためのテクニックです。

 

最近の日本の暑さはちょっと異常ですよね。でも今ほど暑くなかった昔はエアコンも何もない時代があって、その中で少しでも涼しく過ごすためにいろいろなテクニックが編み出されてきました。
手軽に試せるものとしては風鈴ですね。材質によって音に違いがあるけど少しの風でいい音色が響くので我が家にもいくつか常備しています。個人的には明珍火箸の風鈴がお気に入りやけど、備長炭のもいい音がするんですよねぇ。
逆によくあるガラス製の風鈴を持ってないので今年はどこかで買ってみるのもいいかなぁって思っています。

 

太陽光を遮るとそれだけでも涼しいんです。

 

軒が深い建物が涼しいのは日光が部屋に入らないからなんですが、軒が浅くても簾やグリーンカーテンなどで日光が入らないようにする方法もあります。夏場は日光を遮って冬場は日光を取り入れる事が出来るのでかなり便利ですね。
特にグリーンカーテンは植える種類によっては収穫も期待できるのでいいですね。母家では毎年ゴーヤを植えていて食べきれないくらゴーヤが出来ています。
成長し過ぎて屋根まで蔓が伸びてしまうので秋口に撤去と掃除がちょっと面倒なんですが。

 

川床は場所も料理も特別です。

 

日常を離れて涼を取るという方法も昔から取られていますね。避暑地に旅行に行くとか一度はやってみたいなぁって思います。そして京都では川の流れを利用して涼を取る川床というものがあります。この「川床」2種類あるってご存知でしたか??
市内の鴨川で川の上に床を作るのは「かわゆか」なんですが、これが貴船に行くと「かわどこ」になります。鴨川のかわゆかは川面からかなり高い位置に床があるけど、貴船のかわどこは川面のすぐ上なんです。そしてその涼しさも全然違いますね。そもそも鴨川は京都の都市部なので外でもかなり暑いんですが、貴船は山の中なので気温そのものが低いうえに川面に近くて流れも速いのでびっくりするくらい涼しいんですよね。

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料理も環境も特別なのでそうそうしょっちゅう行けるところではないけど、一度はやってみたい贅沢です。