姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

プロの道具は大事に使うからこそ長持ちします。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
夕方になると町内放送から小学生の声が響いてくる時期になりました。もう学生さんは夏休みなんですね。ボチボチ蝉の声も聞こえてきてるし、明日あたりには近畿地方も梅雨明けしそうな感じです。暑くても湿度が低かったらいいんですけどねぇ。今年はどんな夏になるのやら。

 

いろんな種類の道具を使い分けて作業をしています。

 

私が瓦の世界に入った頃にはある程度電動工具が普及していました。サンダーやブロワ―、インパクトドライバなどは職人さん1人に1台は持ってるのが当たり前やし、コンプレッサーを使うのも当たり前にはなっていました。まぁ、コンプレッサーなどは1台あれば複数人で使えるので会社に1台とか2台ある程度でしたが。
電動工具が今ほど普及していなかった頃は道具と言えば個人で持っているのは差し金やハンマー、タガネ、押切り程度やったらしいです。
いろいろ便利な道具が登場したおかげで作業効率は上がっていますが、その分1人1人が持つ道具の量が増えています。

 

プロ仕様のものは高いけど長持ちです。

 

電動工具も電動ではないハンマーなどの道具もホームセンターに売っている廉価なものとプロが使うものとでは性能的にも耐久性でも大きく違います。プロ仕様のものはめちゃくちゃ長持ちするんです。毎日使い続けていても廉価なものの倍以上は長持ちするし経年劣化で性能が落ちてもホームセンターのものよりも高性能です。
その分めっちゃ高いので新しいものを買うのは熟考に熟考を重ねて決断するんですけどね。
電動工具は電化製品と同じで毎年ちょっとずつ性能がアップしたものが発売されるので特に買い替える時期の見極めが大事です。

 

修理したら更に長持ちします。

 

どんな道具でも故障したり壊れたりする事は避けられませんが、よっぽどヒドイ壊れ方じゃない限りは修理する事が出来るのもプロ仕様の特徴ですね。修理するのに新しいものが買えるくらいの金額がかかってしまう事もあるんですが、最初に購入する時の金額が高くなればなるほど修理しやすく出来ているんですよね。
当社で使っているコンプレッサーも購入したのは12年前ですが、これまで修理する事もなく活躍してくれていました。今回ちょっと調子が悪くなったみたいなので修理に出します。どれくらい修理にかかるのか、まずは見積もりしてもらわないとなんですが。
元がかなり高価なので流石に本体を買い替えるよりは安く済むはず。

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