姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

背の高い車で狭い道を通る時は要注意です。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
夕方に物凄い雨が降りました。運転中やったんですが前方の視界が取れなくて怖いくらいです。バイパスを走っていても路面に溜まった水でタイヤを取られそうになるし、久々に運転するのが怖い雨というのに出会いました。

 

昔ながらの町並みは車が通るように出来ていません。

 

新しく分譲された住宅地やと道路の幅も広いし、さらに道路から建物までの距離もある程度離れていないとダメと今の建築基準法で決まっているので、車を運転していてもそれほど狭いって思う事はありません。ただ、家の敷地を囲むブロック塀の高さが高い事があって、視界の確保が出来なくて、出会い頭に接触事故を起こしそうになる事があったり、前から車が来てるのに気づかずに狭い道に入ってしまって、バックしないといけなくなったりする事はあります。
逆に昔ながらの町並みの場合はそもそも家と家との間が狭くて現代の車が通れるように出来ていないところも数多くあります。

 

車が大型化しています。

 

自動車が普及し出した頃というのは今のものよりも遥かに車体もエンジンも小型でした。エンジンが小さくてパワーが出ない分、車体も小さく軽くしないと動かなかったんですよね。それがエンジンが大きくなるにつれて車体も大きくなってきました。特に最近はスライドドアのワンボックスカーが増えていて、狭い道ですれ違うのに困る事が増えました。
ワンボックス以外の車もそこそこ大きくなっていますね。車体が大きい方が運転してる時の安定性とか安全性が高くなるのでエンジン出力が足りるなら大きい方がいいみたいです。

 

狭い道を通る時は左右だけじゃなく上も気にしてください。

 

背の高い車で狭い道を通る時には道の幅だけじゃなくて上も気にしないといけません。道よりも低い位置に建っている家の軒先はワンボックスカーでも瓦を引っ掛ける可能性があるんです。
道と同じ高さに建っている家の庇でも運送会社の箱付きのトラックやとひっかけてしまうんです。特に道の角地にある家の軒先は引っ掛けられやすいようです。何回も修理に行って、目立つように反射板とかを樋につけていてもやっぱり引っ掛けられているんですよね。角を曲がる時に当たってしまうみたいです。

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年に1回か2回は車に引っ掛けられた軒先の修理の依頼を頂くんですが、ちゃんと引っ掛けた相手が分かってる事って少ないんですよね。狭い道でも入っていかないと運送会社のトラックは仕事にならないのかもしれないけど、もうちょっと注意して欲しいなぁ。