姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

屋根の上の困り事全般に対応しています。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
いよいよ明日から消費税が10%になります。相変わらず軽減税率が分かりにくいままですが、消費者だけでなくお店側も混乱していますね。新しいレジがまだ届いていないという店舗もまだ多いようです。瓦業界では5%から8%に増税した時ほど駆け込みの工事依頼がなくて、むしろ各地の災害復旧での忙しさが際立っています。

 

瓦の製造はもうやっていません。

 

よく会社への問い合わせの連絡で聞かれるのが、「瓦の相談ではないんですが、大丈夫でしょうか?」という内容です。社名が「表瓦株式会社」なので瓦しか取り扱っていないと思われている方が意外と多いんですね。
昔は製造をやっていたのでその時の印象からか、「瓦の工事もしていただけますか?」って問い合わせもたまにあります。むしろ今は製造をやっていなくて工事だけになってるのに、まだ製造のイメージが残っている事に驚きです。製造を休止したの25年も前なんですが、社歴でいうとまだ1/4を超えていないので仕方ないのかもしれません。

 

雨漏りや瓦そのもの以外の相談もお受けしています。

 

台風などの風や大雨の後に一番よく頂く問い合わせが「雨樋」の修理です。簡単な雨樋の修理程度であれば本職の板金屋さんに発注しなくてもなんとかなる事もありますし、屋根工事のついでで大工工事を引き受ける関係上、大工さんや左官屋さんなどの他業種との繋がりもあるので、対応出来る工事は意外と多いんです。
その中でも樋工事と左官工事は家の手入れをする大工さんとの繋がりがなくなってしまっているのか、我々屋根工事業に依頼が来る事がここ10年くらいで爆発的に増えてきました。もしかしたら、左官屋さんや板金屋さんに瓦の依頼が行ってるって事もあるかもしれませんが。

 

屋根の上に置いてあるものの相談も多いです。

 

その他、屋根の上に設置してあるものの移動や撤去の相談や依頼を受ける事も増えてきました。撤去の代表格は「太陽熱温水器」ですね。私が子供の頃に物凄く流行ったもので「朝日ソーラー」っていうCMは今でもよく覚えていますが、耐用年数が過ぎてるのに屋根の上に放置されていて、雨漏りの原因になったりしています。
それとエアコンの室外機ですね。室外機そのものはまだ使えるけど屋根の上に設置するための架台が傷んでしまってそれが原因で屋根材を傷める事になったりもしています。
場合によっては電気屋さんと合番で対処する事もあるんです。

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「瓦」と会社名に入っていても意外といろんな工事に対応出来る会社が多いので、家の事で気になる事があったら瓦屋さんに相談してみてください。