姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

伝統行事を続けるには子供の力か必須ですね。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
やっと我が家の稲刈りが完了しました。田んぼの数が多いのでスタートから1ヶ月以上経ってます。籾摺りで出る埃で車が真っ白になるんですが、洗車してもすぐにまた真っ白になるので終わるまで洗車も出来なかったんですよね。車以外も埃まみれなのでしばらくはあちこち掃除して回らないとです。

 

地元の祭りは昔は獅子舞が主役やったそうです。

 

今でこそ、秋祭りの主役は屋台になっていますが、私が住んでいるところで屋台練りをするようになったのは35年程前の事らしいです。
それまでは屋台はなくて、獅子舞が祭りの主役やったと先日の祭りの時に聞きました。
私が物心ついたころには屋台があって、小学6年生になったら屋台に乗って太鼓を叩くものやと思っていたので、ちょっとびっくりです。
私が小学6年の頃というと屋台練りを始めて少し経って、それが当たり前になってきた頃なので、逆に獅子舞を舞う人が少なくなってきた時期やったみたいです。

 

子供の頃は獅子舞に全く興味が持てませんでした。

 

私が子供の頃の祭りというと、屋台で太鼓を叩くのがメインイベントで、それ以外の時間は友人達と遊ぶ事しか考えていませんでした。
今考えてみると、祭りの時に遊んでいた遊びって普段と何も変わらなかったんですが、祭りの雰囲気とちょっと多目にもらえるお小遣いとが特別な日を演出してたんですね。
普段少ししか買えないメンコやビー玉をたくさん買って、オヤツ片手に騒いでました。今はもう駄菓子やメンコ、ビー玉を売ってるお店もなくなってしまいました。

 

獅子舞を舞える子供が増えていました。

 

数年前から秋祭りで舞う獅子舞に小学生や中学生が少しずつ増えていて、笛や太鼓を演奏する子供が目立つようになってきていました。
今年も獅子舞の演目の中に子供が舞うものがあったんです。
私が子供の頃は獅子舞って大人が舞うものやったし、同級生も誰も獅子舞を習っていませんでした。そのせいか、一時期獅子舞が途絶えかけたらしいです。
でも残ってた人が地道に続けて、子供に教えたりして、今では獅子舞に関わる子供が物凄く増えました。

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秋祭りに参加する人が少しずつ減っている中であんなにたくさんの子供が獅子舞に関わってるのって凄い事です。
伝統行事を続けるには子供の力が絶対に必要やっていう証拠ですね。