姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

少人数でもワークショップは楽しいですね。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
寒くなってくるとお風呂で湯舟に浸かる時間が長くなります。基本的には夏場でも湯舟に浸かる派やけど、冬場はよりその時間が長くなります。特に寒くなり始めた今の時期は冷えからくる腰痛がお風呂でマシになるんですよね。ちょっと贅沢な入浴剤を入れるとより幸せです。

 

今年初のワークショップでした。

 

4年ちょっと前くらいから福崎町にある登録文化財「旧小國家住宅」で土塀修復のワークショップをやらせて頂いています。毎年2回~3回はワークショップをやっていたんですが、昨年の大阪地震と台風による被害の復旧作業で仕事が忙しくなってしまってなかなか開催する事が出来ませんでした。企画して参加者もたくさん集まったと思ったら天気が悪くて中止になってしまったりしてたんですが、今日は今年初のワークショップをする事が出来ました。

 

瓦を触った事がない人でも出来るんです。

 

今回のワークショップに参加してくれたのは兵庫県立大学の学生団体「キャンパスツリー」の方々です。これまでにも何度か参加してもらってるんですが、前回のワークショップから少し時間が経ってしまった事もあって、まだ瓦の作業に参加した事がない3人が来てくれました。
1人は左官の作業には参加した事があるとの事でしたが、2人は旧小國家そのものが初めてやったみたいです。そして瓦をちゃんと触った事自体もなかったみたいです。最初は恐る恐るって感じでやってたんですが、段々慣れてきて最後には微妙な力加減が必要な棟積みまで見事にこなしていました。

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少人数ならではの密度でした。

 

今回は最初は5名の学生さんからの参加表明があったみたいなんですが、諸般の事情で3名だけになってしまいました。小國家当主の山田さんと合わせて4名の参加ですね。瓦組合からの講師として私を含めて3名、左官屋さんが1名で講師も4名なのでマンツーマンになりました。
多い時には20人くらいの人が集まるのでそれに比べたら進められる作業量は少ないんですが、人数が多くなるとどうしても段取りする材料の量も増えてしまって、そちらに手を取られてしまうんですよね。今回は少人数ならではで密度の濃いワークショップが出来ました。和気藹々と参加した人が楽しそうにしてくれていたのが一番嬉しいですね。