姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

フォークリフトが1台あるととても便利なんです。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
ラジオからクリスマスソングが流れてくるようになると年末なんやなぁって思います。おせち料理の通販とか年賀状のCMとかで正月に向けて着々と進んでるのを実感しますね。毎年の事ながら1年が過ぎるのが早いなぁって思います。来年はもっと早く感じるんかなぁ??

 

昔は手積みで瓦を運んでいたそうです。

 

私が瓦業界に入った時には瓦はパレットで運搬する事の方が多くなっていたので、聞いた話になってしまうんですが、昔は瓦の運搬はトラックへの積み込みも現場で下すのも全部人の手でやっていたそうです。
パレットを使うとトラックに隙間が出来て数が限られるので、満載にしようとすると手で積む方が都合が良かったというのもあるみたいです。
でもあんまり数を積み過ぎるとトラックの積載重量をオーバーしてしまうのでパレットで積むようになってよかったのかもしれません。

 

淡路からは船便で瓦を運搬していました。

 

瓦の三大産地として有名なのは「三州」「淡路」「石州」です。それぞれ愛知県の三河地方、兵庫県の淡路島、島根県の石見地方です。もともと瓦の製造メーカーが多くあった地域で大量生産して全国各地に輸送する事が出来るようになった事で有名になりました。その中でも淡路島は島からの輸送に船を使っていました。瓦の重量を考えると船を使うのは効率が良かったんですよね。
今は明石大橋で繋がった事で淡路から出る船が激減してしまった事もあって、橋を使ったトラックでの輸送になっています。

 

フォークリフトがあると倉庫の整理や瓦の積み込みがとてもスムーズです。

 

現場が広い時には現場に直接瓦を運んでもらう事もあるんですが、全ての現場に瓦を置けるわけではないので、会社の倉庫まで運んでもらって、必要な分だけ持ち出すという事をする事も多いんです。そんな時にフォークリフトがあるととても作業がスムーズです。うちで使っているものは私が入社する前から使っているので20年近く使っている事になりますね。

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あれこれ故障したりもするけど、その度に修理しながら使い続けています。修理代が高くなってしまう時には手放すという話も出るんですが、毎日使うわけではなくてもないと困るし、新しいものを買うよりはって事で修理をしています。