姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

災害はないのが一番いいけど、備えはしておかないとです。

 

 こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
プロ野球ヤクルトスワローズの元監督の野村克也さんが亡くなったというニュースが飛び込んできました。まだまだ元気にされていると思っていたのでびっくりです。一昨年に亡くなった星野仙一さんといい、私がプロ野球を一番観ていた時期に監督をされていた方が次々と亡くなっていくのがちょっと寂しいです。ご冥福をお祈りします。

 

地域の防災は「自助」「共助」「公助」の順番です。

 

災害が起きた時に一番に話題に上るのが政府や都道府県、市町村が行う災害支援や災害援助です。でもこれが機能し始めるのって災害の後、ある程度時間が経ってからなんですよね。これは物質的にもシステム的にも仕方ない事やと思います。公的な支援の原資は当然ながら税金で、どこにどんな風に使うのかという事を決めなければ投入できないからです。
でも災害が起こった直後から支援や援助、救助は必要になります。だから防災という観点で考えると自分で自分の事を助ける「自助」が一番最初に来て、次に近所の人と助け合う「共助」、最後に公的機関の「公助」ときう順番になるんです。

 

災害への備えで一番必要なのは心的な備えだと思います。

 

「災害は忘れた頃にやってくる」なんて事を言います。同じ地域で災害が繰り返し起こる事って少なくて、一度災害が起こったら次にそこで災害が起こるのは前回の災害が忘れられた頃だという意味ですが、最近はいろいろな地域で災害が起こっているので、他の地域の災害が忘れられた頃という意味にもなってしまっています。
災害に備えるために水や食糧を備蓄するとか非常持ち出し袋を用意しておくとかはとても重要な事やし、どこに避難するのかを確認するのも必要な事です。
でも災害に対する備えとして一番大事なのは「災害が起こるかもしれない」っていう「心的な備え」やと思います。「自分のところは大丈夫やろう」っていう油断が一番危ないんですよね。

 

地域防災訓練に参加してきました。

 

そういう意味では地域の消防団での活動というのは災害への備えそのものです。消防団というと火事が起こった時に動くものやって思われがちですが、台風や大雨の時にも団員には待機の指示が出ます。いざという時には避難誘導したりする事もあるんです。
普段の活動は「火」に関する事が多いのは確かやけど、地域の防災訓練にも参加して協力するのも大事な活動です。
とは言っても団員は仕事をしながらの活動になるので、参加出来る時に参加出来る人がやるのが基本で、私も防災訓練に参加したのは今年が初めてですが。

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防災について漠然と知っていた事を改めて知る事が出来たし、地域の人に自分が消防団に居るという事を知ってもらえる機会でもなったので参加出来て良かったです。