姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

工業系の学校に行ってたけど文系の方が得意なんです。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
いよいよ今週末で伊藤園の「お~いお茶新俳句大賞」の締め切りになります。去年は締め切りギリギリでなんとか5句捻りだして応募しましたが、今年はなんとか6句考える事が出来ました。なかなかいい結果は出ないけど実際に入賞している実例が身近にあると頑張ろうって思えるんですよね。今年で5回目なのでそろそろ入選か入賞はしたいところなんですが・・・。

 

文系と理系の違いがよく理解出来ました。

 

嫁さんが図書館で「文系の私に超わかりやすく数学を教えてください!」という本を借りてきていました。ちょっと興味があった本やったので、嫁さんが読むついでにウキウキと呼んでみました。
理系と文系の違いって使っている言語が違うだけで思考に使う基本的な論理は同じというのがものすごく腑に落ちました。文系は「言葉」で考えて理系は「記号」で考えるって事のようです。

 

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中学までは文系の方が得意でした。

 

高校に進学する時に高専を選んで理系への道を突き進んだ私ですが、実は中学生の頃まではどちらかというと文系の方が得意でした。もともと本を読むのが好きやった事もあって国語の成績が一番良かったんですよね。そして言語を使った思考に慣れていたので理数科目はイマイチやったんです。小さい頃から「公文式」で計算問題を反復してやっていたので、落第せずについていけたんですが。中学に入って図形問題で躓いてしまって塾に行くようになって克服出来たんですが、その後もどうにも理数科目には苦手意識がありました。

 

理系から文系、文系から理系への転向は大変です。

 

そもそもの地頭が文系で出来ていた私は高専に入学した後の授業についていくのがめちゃくちゃ大変でした。みんな当たり前に理解している事を理解するのに3倍くらい時間がかかったように思います。おかげで1年生2年生の頃の数学の成績は壊滅と言っていいくらいでした。それでもそんな環境で毎日授業を受けていたら少しずつ理系の脳みそになっていくんですよね。3年生になったあたりでなんとなく分かるようになってきて人並になりました。
個人的な感覚なんですが、文系頭から理系頭への転向の方が逆の場合よりは転向しやすいように思います。理系と文系の分岐って多分中学生くらいからやと思うんですが、文系人間って小さい時から本を読んだりしているので語彙や表現の積み重ねが大きいんですよね。対して理系人間の積み重ねって中学に入って数学をやるようになってからの積み重ねなんです。その年数の差が転向を難しくしているような気がします。
どっちにしても苦手分野に転向するのは大変なんですが。そんな中途半端な私でも楽しく読めた本でした。数学アレルギーがある人にオススメです。