姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

大変な時こそデマに踊らされないようにしないとです。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
瓦がズレているので点検してほしいと言われて伺った時に高確率でズレているのは壁際に積まれているのし瓦です。私は「奥付のし」と呼んでいて、普通の雨では雨がかかる心配はあまりない部分です。でもちょっと風が吹いて壁に雨が当たるようになるとここから雨漏りする事もあるんですよね。写真はさらに雨が当たりにくい場所のものですがだからと言って放置して良いものではありません。要修理ですね。

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本当にいろいろなデマが飛び交っています。

 

新型コロナウィルスが日本国内で初めて確認されたのは先月の26日でした。そこからあれよあれよという間に感染が拡大してしまって物凄い自粛ムードが続いています。イベントの中止も相次いでいるし飲食店もホテルもお客さんが激減しているそうです。
そんな中で本当にいろいろな情報が流れてきています。コロナウィルスに有効な対処法とかテレビで何人も専門家が出てきて違う事を言っているしそもそも最初に言われていた「熱が37.5℃以上が3日以上続く」という前提すら崩れてきています。

 

デマを流そうと思って流す人は少ないです。

 

デマと聞くととても悪いものやというイメージがありますが、デマを拡散している人のほとんどは良かれと思っているんですよね。「いい事を聞いたからみんなに知ってもらわないと!」というのが拡散の理由です。デマやと知らずに拡散してしまうんですよね。
今日も「市内のショッピングモールで感染者が出たという話を聞いた」とか「感染した人は〇〇町に住んでいる人だ」という情報が実しやかに流れてきていました。
全く裏付けがない話が独り歩きしているみたいです。

 

デマって実際にありそうな話が多いです。

 

流れてくるデマって聞いて見たらなんとなく納得出来そうな話が多いですよね。全く荒唐無稽な話はあまり流れてきていません。そして「〇〇すればよい」っていうタイプのデマは実行するのが簡単な事がデマになりやすいです。
でもよく考えてみたら「なんかおかしい」って違和感があるような話がほとんどなんです。「25℃くらいのお湯を飲んだらコロナウィルスは死滅する」って話もありましたが、25℃で死滅するなら体温で死滅するからそもそも感染しませんよね。慌てずにじっくり考えて検証したらデマに踊らされる事もないので、腰を据えて情報と向き合わないとです。