姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

仕事も人財不足も勘違いに気付かなければ改善しません。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
昨日当選通知があった11月のドリカムのコンサートですが、本日全公演の中止が決定してしまいました。公演そのものは半年先でも準備の段階で打ち合わせその他もろもろの3密が避けられない事を考えると仕方ない事です。仕方ない事なのは分かっていますがめちゃくちゃ残念です。2011年のライブ以降、毎年1回はドリカムのライブに参戦していたんですが、その記録も途絶える事になりそうです。ホンマ、早く日常に戻りたいなぁ。

 

採用よりもまずは会社を守らないとです。

 

本来であれば4月はたくさんの企業で新入社員を迎え入れる時期です。高校や大学を卒業して就職した新社会人たちが仕事を始める時期ですが、今年はそれどころではありません。むしろ決まっていた就職が取り消されてしまった人もいるという報道もあるくらいです。新社会人の側としては「そんなアホな話はない」と思うかもしれませんが、経営者の側からすれば新しい人の採用よりもまず会社を守らないとっていう意識になってしまうんやと思います。
幸い当社は現状ではそこまで大きな影響を受けている訳ではないし、そもそも新卒で社員さんを採用した事もないので、そういう事態にはなっていません。

 

新卒で採用した事は1度もありません。

 

当社は少なくとも私が記憶している限り、新卒採用で社員さんが入社してきた事はありません、もともとアルバイトとして手伝いに来ていた人が社員になったというのは多かったんですが、学校に求人を出して新卒で採用をしようとした事すら1度もないと思います。
これは学生さんが卒業した後に職人の仕事をやるわけがないという思い込みから採用活動をしていない事が一番の要因です。更に昔は肉体労働でそこそこ割のいいアルバイトやったので、人が足りなくなったらアルバイトを募集して、そこから職人になる人が多かった事も関係しています。その状態のままアルバイトの仕事がなくなって、昔から居る職人さんだけでもどうにか仕事が回る状況になってしまったので、採用活動そのものを経験してこなかったんですよね。

 

知られていないのは存在していないのと同じです。

 

仕事を確保するための営業と通じるところがあるんですが、そもそもほとんどの中小企業は世間一般に知られていませんし、知られようとしていません。みんな自社の事は知ってもらえていると思っているからです。でも知られていないんですよね。だから世の中のほとんどの人にとっては中小企業って存在していないのも同じなんです。
存在していない会社の求人はいくらハローワークや学校の求人に出しても目に留まる事はありません。現状のままではいけないと思っていろいろ求人広告を出してみたんですが、全く手応えがなかったのはこれが原因ですね。漠然と感じていた事が本として出版されていて、読んでみてすっきりしました。本気で採用の事を考えないとです。

f:id:cbr1100xx-superblackbird-01:20200416191038j:image