姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

ウィルスよりも人間の方がよっぽど怖いです。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
Facebookで友達登録している方が「アベノマスク」が届いたという報告をされていました。我が家にはまだ届いていないんですが、ほとんどの人が「使わない」との事。そのまま使うにはかなり小さいみたいなんですよね。分解して作り直すという話も聞きました。作り直して活用出来るならいいけど、それにしてもそのまま使えないモノをお金を使って配るって無駄でしかないです。届くのも遅いし。必要なのは正確性ではなくスピード感です。
ボチボチ使い捨てマスクも手に入るようになってきてますしね。

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正論が正しいとは限りません。

 

東日本大震災の後の自粛の時にもあったけど、今回のコロナ騒動で特に目立ったのが「自粛警察」です。本当の警察が動いたわけではなく、一般の人が飲食店などで営業しているお店に対して「自粛しろ」と脅しをかける行動の事です。営業しているお店は自粛要請に従って時短営業などをしているのに貼り紙や匿名電話などで脅されるんです。
多分、自粛警察をやっている人は自分が悪い事をしているとは思ってないんですよね。正しい事をしている自分は悪くないって思っているんです。

 

「匿名」で攻撃している時点で悪者です。

 

インターネット、特にSNSが普及するにつれて匿名で発信する事が容易になってきました。何か発言してもそれが誰の発信なのか特定され難いとなると、無責任な発言も多くなってきます。面白がってデマを流す人は論外やけど、正論を発信していてもそれで誰かを攻撃してしまったらそれは「正しい」事じゃないと私は思います。自分がどこの誰なのかを明かさない発信は特に。

 

メディアの報道が煽っています。

 

今日もテレビを観ていたら、コロナ関連のニュースをやっていましたが、何も考えずに観てたら営業しているお店が悪いと受け取れるような報道ばかりでした。
他にも不安を煽るような報道も多いし、自粛警察の事も取り上げてはいても、「ニュースとして美味しい」から取り上げているように見えました。
情報がないと不安にはなるけど、情報があり過ぎるのも不安になります。
ショッキングな映像の方が話題になりやすいのは分かるけど、不安を煽るばかりの番組の作り方には疑問を感じます。