姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

熱中症になるのは暑さに慣れていないからです。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
東京でブルーインパルスが飛んだ事から日本全国で「飛んで欲しい」っていう要望が出ているらしいです。当然やと思います。私も兵庫県で飛んで欲しいって思います。曲技飛行が見たいなんて贅沢はいいません。フライパスが見られるだけでも十分です。姫路城のグランドオープンの時に飛んだのが生で見た最後やから、もう5年も経ってます。今度は姫路とは言いません。神戸でもいいので飛んでくれないかなぁ。

 

暑い日が続いていますね。

 

天気予報で聞く毎日の最高気温が30℃に迫ってきました。30℃を超えると「真夏日」なんですよね。姫路の今日の最高気温は28℃やったみたいです。京都の福知山では30℃を超えた所もあるみたいなので、いよいよ夏が近づいてきた感じがしますね。兵庫県南部にある姫路よりも兵庫県北部の豊岡とか京都北部の福知山の方が夏の気温が高い事に毎年びっくりしています。
田植えの時期に差し掛かっているので風景を写真で見るとちょっと涼し気やけど実際には結構暑くて、農作業している人は熱中症になる人が多いんですよね。

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日向では30℃以上になっています。

 

天気予報で表示されている最高気温は風は当たらないけど直射日光も当たらない場所で計測した温度なので、日中に太陽が当たっている場所では天気予報の気温よりは5℃くらいは高くなっています。
つまり最高気温30℃となっている所やと実際には35℃くらいになっているっていう事です。そりゃ熱中症にもなりますよね。
ちなみに私たちが仕事をしている屋根の上はそこから更に5℃くらいは高いんです。しかも瓦からの照り返しもあるので体感温度はもっと高くなっています。
それでも職人さんは熱中症にならずに仕事が出来るのは少しずつ暑くなっていく気温に体を慣らしているからなんです。

 

暑さに体を慣らしていかないと危険です。

 

熱中症と聞くと暑くなったらなるものやと思われています。でも暑かったら熱中症になるならみんな熱中症でダウンしてしまいますよね。熱中症の原因は気温の高さよりも体が暑さに慣れていない事の方が大きいんです。体が慣れていると上手く体温の調節が出来るので熱中症にならなくて済むんです。ここ10年くらいで熱中症が増えているのはエアコンが普及してちょっと暑くなったらエアコンをつけて引き籠ってしまうからなんですよね。
我慢して熱中症になるのは危険やけど、すぐにエアコンに頼ってしまうと真夏に外に出られなくなってしまうので、夏の暑さに体を慣らすようにしておかないとです。