姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

75回目の8月6日です。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
今日は兵庫県の北部で37℃を記録したそうです。暑い暑いと言いながらももっと暑い年もあったなんて話をしていたら、一気に気温が上がりました。天気予報アプリでも毒々しい赤で熱中症に注意を呼び掛けています。この状態でお盆休みに入ったらお盆明けの仕事がまたしんどいなぁ。青空だけ見ていると気持ちいいんですが、青空が広がっているって事は影がないって事なんですよね。

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75回目の夏が来ました。

 

今年は終戦から75年となる年です。毎年今の時期、特に今日8月6日と9日、15日は特別な日としていろいろな式典などが開催されていますが、今年はコロナの影響で全て中止になってしまいました。
75年も経つと当時の事を経験した方が亡くなられて、戦争の記憶が薄れていくような感覚になります。
私自身もあまり戦争の話を直接聞く経験というのはまったくないままこの年齢になって、これまで敢えて触れてこなかった戦争の事を触れないままにしておくのは良くないような気がしてきました。

 

学生時代の授業では戦争の話がありませんでした。

 

よくよく考えてみると学生時代の歴史の授業では第二次世界大戦の話って物凄くあっさりと流されて終わるんですよね。小学校でも中学校でも高校でも。
開戦に至る事件と終戦直前の原爆投下が出てきた程度でその時の世界情勢とか日本国内の情勢などは全く知らないまま大人になりました。大人になっていろいろな本を読むうちに第二次世界大戦当時の情勢などが出てきた時に、それまで知らなかった事に気が付いて物凄く恥ずかしくなったんですよね。
今の学校の授業がどんなものなのかは分かりませんが、私が学生の頃の歴史というとどうしても年号を暗記する事に主眼が置かれていたように思います。

 

大人になってからの歴史は面白いです。

 

若い頃は歴史モノの本を読むにしても幕末とか戦国時代など派手な時代のものを読んでいたんですが、最近は大正時代から昭和にかけての戦争に突入していく時期の時代の物語も面白くなってきました。
その他にもこれまでならあまり魅力を感じなかった時代の話を調べてみたら知らなかっただけでめっちゃ面白いんですよね。派手な時代に至る前段階の時代とか人間関係が見え隠れしていて、今なら学生時代の歴史の授業を楽しめるのになぁってしみじみとしてしまいます。