姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

8月8日は屋根の日なんです。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
先日から小さい面積の葺き替えとか棟の積み直し、谷の入れ替えと修繕仕事が続いています。瓦は再利用するのでそれほど廃材にはならないんですが、葺き土は全部撤去して新しいものにするのでどんどん土が溜まってしまいます。純粋に土だけやったらいいんですが、瓦の破片や銅線、漆喰なども混ざっているので田んぼや畑に入れるわけにもいかず産業廃棄物になってしまいます。

 

〇〇記念日っていろいろありますね。

 

カレンダーには載っていませんが、毎日のように「〇〇記念日」って制定されていますね。同じ日付でも複数の記念日が重なっている日も多くあります。そのほとんどはダジャレやこじつけのようですが、それぞれの業界が認知度上昇のために制定していますがそのほとんどは業界にいる人しか知らないような状態になっています。

 

本日8月8日は「屋根の日」です。

 

8月8日は漢数字で書くと「八」となって屋根の形になるという事で「屋根の日」として認定されています。例年であれば組合員同士の交流と勉強を兼ねた全大会とその後のPRイベントとして団扇配りをJRの元町駅前でやっているんですが、今年は全大会も団扇配りもコロナウィルスの影響で中止になってしまいました。一番暑い時期やけど、団扇配りの後の懇親会で飲むお酒を楽しみに毎年頑張っていたので、残念です。
ちなみに算盤業界的には今日は「そろばんの日」らしいです。「パチパチ」という算盤の玉を弾く音を数字の8に当てはめて記念日になったそうです。

 

PRイベントは出来なかったのでSNSでPRです。

 

今年は屋根の日のイベントが中止になってしまったので、その代わりに全瓦連青年部主導のもと、SNSで瓦をPRしました。「鬼瓦チャレンジ」のハッシュタグをつけて全国の青年部員が午前10時に一斉に鬼瓦の写真をアップするというPRです。

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私もちょうど工事していた神社の鬼瓦があったので写真に撮ってアップしました。毎年「8月8日は屋根の日」のPRイベントを投稿していたんですが、「鬼瓦チャレンジ」の方が訴求力があるみたいで、たくさんの人に「いいね」してもらえました。
瓦は古くからあるので知ってもらえていて当たり前という認識がまだまだ業界内には根強く残っているので、もっと瓦について知って貰う機会を作っていかないとです。