姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

動物は食べ物がある場所をよく知っています。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
屋根のリフォーム工事で瓦降ろしをした翌日に雨予報になるとかなり焦ります。天気予報次第では瓦降ろしそのものを延期する事もあるんですが、着工日に天気がいいのに「明日の天気が悪そうなので延期します」って言えないんですよねぇ。瓦降ろしをしたら翌日の天気予報が晴れでも突然の雨に対応できるように養生はしておくんですが、雨が降ると分かっているのに着工するのは勇気がいります。でも瓦降ろしをした翌日の雨予報が「降る降る詐欺」になるとちょっとだけ勝った気分になります。

 

稲刈りをすると鳥が集まってきます。

 

収穫間近の田んぼの中にはいろいろな動物や昆虫が潜んでいます。稲刈りをすると稲に隠れていたそれらの小動物を狙って本当にいろいろな種類の鳥が集まってきます。落ちた稲穂を目当てに集まる雀や鳩だけでなく、潜んでいた蛙とか虫を狙っている烏や鷺、鳶などもコンバインが通った後の田んぼに降りて来るんです。初めて稲刈りを手伝った小学生の頃はめっちゃ怖かったけど、大人になるにつれてそれが面白くなってきました。

 

籾摺りしていても鳥が寄ってきます。

 

親父があちこちの田んぼの管理を依頼されるようになってから、稲の乾燥や籾摺りを農協に任せずに自分達でするようになりました。その方が早くて効率がいいからなんですが、そのお陰で今のシーズンは乾燥機が回っている間は窓が開けられません
そして、乾燥して籾摺りをするようになってからはうちの敷地にも鳥が集まるようになってきました。
ちょっと零れた籾とか米粒が目的ですね。出来上がったお米は米袋に入れて積み上げてあるんですが、そのお米を狙ってネズミが来るようになって、さらにそのネズミを狙って野良猫まで来るようになりました。

 

野生の動物って本当に食べ物のある場所をよく知っています。

 

別に田んぼの稲刈りをいつ始めるとか宣伝しているわけでもないのに、乾燥機を準備するくらいから少しずつ鳩や雀がうちの屋根の上から様子を伺うようになってきて、稲刈りが始まるとまるで人気のラーメン屋さんの店先のように屋根の上でズラっと並んで籾がこぼれるのを待っている姿には笑ってしまいます。

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ビュッフェ会場で開店を待っている人みたいやなぁって嫁さんとも話しているんですが数があまりにも増えるとちょっと怖くなります。