姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

これまでやった事のない仕事を始めるのは不安やけど楽しみでもあります。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
週明けの朝イチの仕事の段取りはいつもバタバタしてしまいます。前の週から継続の仕事でも週末に終えた後であれこれ変更があったり、思い出した事があったりするとその用意も必要だからです。しかも先週末は出張に出ていて自分の眼で状況の確認をしていたわけではないので、必要なものの用意も朝になってからやったので余計にバタバタしてしまいました。更に用意している間にポツポツと雨が降り始めたのでめちゃくちゃ焦りました。通り雨ですぐにやんでくれたので良かったんですが。なんとか一現場完了させる事が出来て一段落出来ました。

 

梅雨が長いと仕事が出来ないのが瓦屋です。

 

もう10月も後半に突入しますね。今年は結局1つも台風が上陸しないままになりそうです。上陸したらしたで被害が出てしまうと大変な事になるのでいい事ではあるんですが。その代わりに今年は梅雨がとても長かったので、梅雨の時期からズレ込んだ仕事が今頃になってから着工という場合もあります。
今年のように1ヵ月以上も梅雨が続いてしっかり雨が降ると私たち瓦屋さんは全く仕事が出来ません。

 

1ヵ月の売上が激減します。

 

今年はコロナウィルスの影響で1ヵ月どころか何カ月も売上が半減しているお店や会社も多いようですが、我々の業界では長雨や災害で1ヵ月の売上が激減するという事はかなり頻繁にあります。
そもそもあまり営業活動をしない業界なので当然なんですが、それでも今年の梅雨の長さには参りました。仕事はあるのに売上が上がらないというのはめちゃくちゃ苦しいんですよね。
なんとか雨でも出来る仕事を探して職人さんに来てもらってお給料を払うようにもしていたんですが、会社的には厳しい夏でした。

 

新しい事業を始めます。

 

そんな梅雨の時期を経験して、なんとか瓦の仕事以外も出来る事がないかと考えていた時に紹介して頂いたのが「防滑」という事業です。読んで字の如く「滑り止め」です。
8月と先週末に浜松にお邪魔したのもこの防滑事業を始める為やったんです。
先週には施工研修と営業研修を受けてきました。外部の仕事もあるけど室内の仕事もあって、屋根の上と地面の2本柱でこれから頑張っていこうと思っています。

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なんでも年間に足元が滑って転倒して亡くなる方は交通事故で亡くなる方の倍以上にも上るらしいんです。そんな事故を少しでも防ぐ事が出来たら、会社としても社会貢献にもなるのでやりがいもあると思って思い切って参入する事にしました。
新しい事を始めるのは不安でもあるけど、楽しみも大きいです。あれこれとやりたい事が思い浮かんでくるので実行あるのみです。