こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
うちの会社の前の道は近所の人の散歩コースになっています。人だけじゃなく犬も散歩しているんですよね。当然、毎日同じ人、同じ犬が散歩しているので、挨拶もするし犬の相手もする事があるんですが、どの犬も人懐っこくて可愛いんですよね。他所の犬の相手をしていたらうちの飼い犬が「自分の相手をしろ!」って吠えるので、その後で倍くらい相手してやらないとなんですが。
久々に遮熱材の施工の依頼がありました。
遮熱材を扱うための研修を受けてからかれこれ4年になります。かなり効果が高いものなので上手く使えばかなり普及出来ると思っていたんですが、単価が高い事と当社が一般住宅のリフォームをメインとしている事から工事価格が高くなってしまいがちな遮熱材の施工はなかなか思うようには依頼してもらえてない状況です。
とは言っても全くのゼロではなくなんとか年に1軒くらいは受注出来ているので、営業のやり方次第なんでしょうね。
そんな遮熱材の施工の依頼を久し振りに頂きました。
遮熱材だけでは滑るし眩しいんです。
この遮熱材、表面は極薄で純度が高いアルミ箔になっています。当然表面はギンギラでつるつるなので勾配のある屋根面に施工すると日中は太陽光を反射してめっちゃ眩しいし表面にはモノが置けないくらいに滑ります。
職人さんの中には遮熱材が隠れるまでサングラスをする人もいるくらいですが、目を傷めてしまう可能性もあるので、あまり強くダメとは言えません。とは言っても視界を制限してしまうと危ないので、「必要に応じて」としています。
手間はかかるけど効果は抜群です。
通常であれば古瓦を撤去したらすぐにコンパネで野地板を増し貼りするんですが、遮熱材はコンパネを貼る前に施工します。そしてコンパネと遮熱材の間には滞留空気層がないといけないので、遮熱材の上に木材を挟んでコンパネを施工するんです。
かなり手間はかかるんですが、これをするだけで室内の温度がかなり変わります。
エアコンの効きもよくなるし、真夏の日差しによる熱が室内に入るのもかなりカットしてくれるんです。
それが当たり前になると効果を実感し難くなるんですが、施工した直後は本当にびっくりするくらい温度が違うんですよね。
断熱するくらいなら遮熱の方がいいです。