姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

工事させて頂いた物件が新聞に載ると嬉しいです。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
会社の玄関横のいろは紅葉がいい感じに赤くなってきました。今年も恒例のライトアップをやっています。事務所を閉める時間くらいからのライトアップなので事務所に入ってくる人はいないんですが、通りかかった人が立ち止まってじっくり眺めたり写真撮ったりするのはもう風物詩のようになっています。

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新聞を読んでいたら地域版に見知った顔が出ていました。

 

毎朝新聞には目を通すようにしているんですが、朝から現場に行かないといけない事が続くと何日分か溜まってしまいます。それでもなんとか時間を見つけて全部に目を通すようにしているんですが、昨日の朝に3日分くらいまとめて読んでいたら朝刊の地域版のところで知ってる人の写真が掲載されているんです。
記事を読んでみてびっくりしました。3年ほど前に工事させて頂いた住宅の事が記事になっていたんです。

 

予定外のリフォーム工事でした。

 

その住宅は古民家で長い間空き家になっていた物件でした。そこを綺麗にリフォームする事になって写真が載っていた工務店の社長に屋根の工事の相談を受けたのが始まりです。

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最初は全面葺き替えではなく一部の修理工事やったんですが、紆余曲折あって、全面葺き替えをする事になったんです。建物そのものはとても大きいんですが、古い集落の中で塀に囲まれていたので最初は材料の搬出入が大変やなぁって思っていたらリフォーム工事をするにあたって塀の一部が解体されていたので、かなり工事もし易くなりました。

 

屋根の工事は一番見える所やけど裏方です。

 

屋根の工事って外観では一番見える部分になるんですが、工事が完了してしまうと一番目が向かない場所でもあるんですよね。綺麗になったって認識出来るのは最初だけで、見慣れるとそれが当たり前になってしまうんです。
普段家の中に居て目にする場所ではないので、外観に一番影響がある部分やけど、工事そのものは裏方やと思っています。
でも個人的にはそんな裏方の仕事が好きなんですよね。屋根が綺麗になるとそれだけで古民家でも一気に見栄えが良くなるので、屋根工事が完了した時にお客さんに全体を見てもらって、「綺麗になったねぇ」って言ってもらった瞬間が一番嬉しいです。
そして工事が完了してから時間が経ったけど、新聞に取り上げられるっていうのも嬉しいですね。こうやってもっとたくさんの古民家を再生していけたらって思います。