姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

資格の更新を忘れないようにしないとです。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
朝ばんは冷え込むのに日中の日差しが暑いくらいなので体調管理が難しいです。着るもので調整しないとやけど、朝晩に合わせると暑くなって汗をかいてしまって夕方に冷たくなるんですよねぇ。冷やすと腰が痛くなるし。風邪もやけど腰痛にも気をつけないとです。

 

新規入職者がかなり少ないんです。

 

瓦業界はかなり特殊な技能の世界やという自覚はあります。ただでさえ職人さんの高齢化が進んでいるのに新規入職者もほとんどいないのが現状です。
昔ながらの職人さんの世界でなかなか職への入口がわからないというのが一番の問題なんじゃないかとは思うんですが、業界内も最初から「人なんて来ない」と諦めてしまっているのも大きな要因ですね。
実際に私もなかなか人を増やす事が出来なくて悩んでいるのが実状です。

 

瓦屋根工事技士という資格があります。

 

若い人が増えないのは特殊な仕事の割に資格制度が知られていないのと、その資格が活用出来ていない事も理由ですね。
「かわら葺き技能士」という国家資格が1級、2級とあるし、現在は大臣認定を外れてはいますが、「瓦屋根工事技士」という資格もあるんです。
建設業の中でも瓦の事をきちんと知っている人がいなくて不具合が出ている事から創設されて25年くらい経つ資格で、現在は4000人以上の有資格者がいるんです。
もちろん私も取得しているんですが、知名度は業界内でも知らない人もいるくらいなんですよね。

 

5年に1回の更新なので忘れそうになります。

 

資格としては瓦や屋根の事だけでなく法律の事や安全の事まで建築全般の知識を求められるので、職人仕事だけをやっている人には少し難し目なんです。
そしてこの資格の更新が5年おきなんですよね。ちゃんと案内は来るんですが、それでも更新を忘れそうになってしまいます。
実際に忘れてしまって再取得が大変やったという話も何件か聞きました。
更新の講習は半日で終わるので忘れてさえいなければそんなに問題はないんですが。
という訳で瓦屋根工事技士の資格の更新講習、終わりました。

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