姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

今年の恵方は南南東です。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
先日、玄関に防滑施工させてもらった土山商店さんから「昨日から今日の雨でも全く滑らなかった」という嬉しい報告を頂きました。施工する側として防滑工事の効果は身をもって体感しているのでオススメしているんですが、やっぱり実際に工事したところからの声を頂くと励みになりますね。益々自信を持って営業する事が出来ます。

 

立春が1年の始まりとされていました。

 

節分といえば2月3日のイメージがあるんですが今年の節分は本日、2月2日なんです。そもそも節分の定義というのは二十四節気における春夏秋冬の各季節の始まりの前日の事なんだそうです。つまり厳密には節分は年に4回あるわけですが、江戸時代以降は特に立春の前日の事を指して「節分」と呼ぶようになったそうです。太陰暦が採用されていた江戸時代、元日は立春に一番近い新月の日とされていました。そこから立春も1年の始まりと考えられていたんですね。

 

124年ぶりに2月2日が節分になりました。

 

そして地球の公転周期が正確に365日ではなくプラス6時間ほどある事から立春の位置を通過する日が微妙に違ってくるようです。1984年までは閏年の年に節分が2月4日になっていたらしいですが、今年は124年ぶりに節分が2月2日になったそうです。そしてこれから当分の間は閏年の次の年に節分が2月2日になり、今世紀末にかけてその頻度が増えていくとの事です。スパンが100年単位で壮大過ぎますね。
こういう誤差をなんとか消化しようと閏年とか閏月が考えられたそうですが、同じものを使い続ければ使い続けるほど誤差が大きくなってリセットする時の反動が大きいようです。

 

今年の恵方は南南東です。

 

さて、節分といえば豆まきと恵方巻きです。過去にも紹介した通り恵方巻はもともと近畿圏だけの風習でした。それも比較的新しいものやったんですが、それがコンビニやスーパーの全国チェーンに乗っかって全国的なイベントになってしまいました。
そもそも恵方というのは歳徳神という陰陽道でその年の福徳を司る神様が在する方角の事です。毎年変わっていくものなんですが、今年の恵方は南南東だそうです。
算定方法もあるみたいですが、恵方が気になるのは年に1回、節分の時だけなので気にしない事にします。
恵方を向いて巻きずしを切らずに1本そのままかぶりついて願い事を心で唱えながら食べきるまで言葉を発しないというのが我が家のルールです。若いころは1本じゃ足りなかったけど最近は1本でお腹一杯になります。そのうち食べきれなくなるんやろなぁ。

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