姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

焚き火の火を見ていると落ち着くのはなんででしょう?

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
ここ最近は朝夕は冷え込んでいますが、昼間が暖かいせいもあって事務所前や家のプランターに植えてある梅の木に花が付き始めました。姫路の南西部にある「世界の梅公園」の梅も咲き始めたというニュースが出ていて、いよいよ春が近づいてきた感じですね。今の感覚でいうと春の花の代表は桜やけど、暦の上での春の花は梅ですね。
まだ満開には遠いけど、いい香りがしてきてちょっと気分が上向きになります。

 

囲炉裏で焚火をしています。

 

以前、叔母のところでもらってきた囲炉裏付きのテーブルですが、内張の銅板を貼り直して灰を入れたらまた使えるようになりました。現在は会社の倉庫で朝晩や昼間に事務所作業をする時に焚き火をするのに使っています。
薪にしている木材が現場で使った端材で、針葉樹ばかりなので火力が強くてすぐに燃え尽きてしまうので、長時間燃やし続けるのには向いていないんですが、冷え込んだ時に暖を取るにはちょうどいいんです。

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昔はドラム缶で燃やしていました。

 

10年ほど前までは会社の倉庫前の土場にドラム缶を置いて、その中で廃材を燃やしていました。でも周囲が宅地ばかりになってきたのと条例で禁止になった事もあって現場で出た廃材はたとえ紙や木材などであっても産業廃棄物として処分しないといけなくなったんですよね。
私が会社に入ったばかりの頃は燃やしたら黒煙を上げるようなものまで燃やしていた事を思うとかなり規制が厳しくなっています。

焚き火の火を見ているとなんとなく落ち着きます。

 

最近はキャンプが流行っている事もあって、よく「焚き火を見ていると落ち着く」という話を聞きます。学生時代からキャンプをやっていたので、その気持ちはとてもよくわかります。
時間を忘れて炎を見つめてしまうし、火の世話をするのも楽しいんですよね。
燃え尽きるのが早い針葉樹でも出来るだけ長く火が残るように薪を動かしてると気が付いたら1時間とか経ってしまうんです。
家の中ではエアコンやファンヒーターを使う事が増えて、台所でもIHになってしまうと炎を見る事自体が減るので、余計に何にも使わないただ燃えているだけの炎の揺らめきを見て落ち着いてしまいます。不思議なものですね。